社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

水戸済生会総合病院

【茨城県】水戸済生会総合病院
病院・診療所 イベント実施報告
医学生向けセミナーを5年ぶりに実施

 3月15・16日の2日間、コロナ禍で開催を見送っていた水戸医学生セミナーを5年ぶりに開催し、全国の大学から13人が参加しました。
 このセミナーは救急における迅速な初期対応の重要性を理解することを目的としており、1日目はJATECやMCLSのエッセンスの講義や実技研修があり、2日目にメディカルラリーを行ないます。
 今回のメディカルラリーは、臨床研修センター長の千葉義郎医師と救急科部長の高瀬士龍医師を中心に三つのシナリオを準備。どのシナリオもよく練り込まれたもので、特に休憩時間に職員が倒れるシナリオには医学生たちも驚いた様子でした。
 千葉医師は「学生たちの対応が素晴らしく、非常に驚かされました。久々の開催で心配もありましたが、スタッフの協力で素晴らしい出来となりました」と語りました。

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和歌山病院

【和歌山県】和歌山病院
病院・診療所 イベント実施報告
市民公開講座・健康相談会158人が来場し大盛況

 3月29日、和歌山病院講堂で市民公開講座・健康相談会を開催しました。
 当日は会場が早々に満員となり、多目的ホールも椅子を置くスペースがなくなるほど。来場者は158人にのぼり、昨年開催した済生会フェアに続き大盛況の開催となりました。
 今年のテーマは「骨粗鬆症ってどんな病気?」。第一部の市民公開講座では、整形外科・古梅祐医師による「ほんとうは怖い骨粗鬆症」をはじめ、薬剤師の山﨑亮太さん、作業療法士の柏木洋平さん、管理栄養士の土井麻緒さん、診療放射線技師の佐藤英志郎さんが講演しました。
 第二部の健康相談会では各ブースに分かれ、各種健康相談とともに骨密度測定などの健康チェックが行なわれました。
 公開講座後ということもあり、骨密度測定ブースには多くの来場者が順番待ちをしている姿が見られました。

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独立行政法人自動車事故対策機構 岡山療護センター

【岡山県】独立行政法人自動車事故対策機構 岡山療護センター
病院・診療所 受賞・表彰
無事故・無違反で安全運転チャレンジ200日達成!

 独立行政法人自動車事故対策機構岡山療護センターでは、岡山県や岡山県警察などが合同で主催している「無事故・無違反チャレンジ200日」に継続的に挑戦しています。
 これは1チーム10人で200日間を無事故・無違反で過ごせるか挑戦する企画で、毎年6月15日~12月31日の200日間行なわれます。昨年の参加者は約5000組・5万人にのぼりました。
 当センターも数年前から1チームで参加してきましたが、プレッシャーを感じるのか不参加の意思表示をする人も。それでも「自動車事故に関わる職場で働いている私たちだからこそチャレンジしよう」と説明して回り、昨年は2チーム20人を集めました。
 結果は、参加した2チームとも見事達成! 3月1日付で表彰状と景品が届きました。今年はもっと多くのチームで参加し、チャレンジを達成したいと思います。

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横浜市南部病院

【神奈川県】横浜市南部病院
病院・診療所 取り組み紹介
未来の医療職への第一歩

 1月24日、近隣の中学2年生6人が横浜市南部病院で職業体験を行ないました。
 当日は順番に看護師、リハビリ技師、臨床検査技師、薬剤師、診療放射線技師と、さまざまな医療職の現場を体験。普段は見ることのない病棟やバックヤードの部分の見学、心エコーなどの医療機器を用いた体験、患者さんも実施している作業療法の体験などを行ない、皆さん興味津々でした。
 参加した生徒からは「看護師に興味があって参加したが、他の職種にも目が向けられ、興味が湧いた」「どの部署の方々も明るく笑顔で、自分もそんな大人になれたらいいなと思った」といった感想を聞くことができました。
 この体験が生徒たちの将来の進路選択の一助となれば幸いです。

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栃木県済生会宇都宮病院

【栃木県】栃木県済生会宇都宮病院
病院・診療所 イベント実施報告
食品や生理用品の配布と相談会に92人 アウトリーチの重要性を再確認

 12月27日、フードバンクうつのみやで開催された「子育て世帯向けの食品配布会(兼)相談会」に、宇都宮病院の稲見一美地域連携課長(医療ソーシャルワーカー:MSW)と牧宏一MSW、富山里香MSW、高木茜事務職員が参加しました。
 当日は92人が来場。当院職員の寄付による食料品や生活用品のほか、生理用品も無料で配布しました。
 相談ブースでは「物価高騰で野菜も買えずにいたため本当に助かる」といった声が聞かれました。食料だけでなく、来春小学校に入学する男の子には寄付されたランドセルをお渡ししました。男の子はうれしそうに背負い、母親は「助かります」と目に涙を浮かべました。
 その他、20代の女性から「妊娠していないか不安」というメモが相談員に渡され、対応。食料品配布をきっかけに、勇気を出してメモを差し出してくれたから相談につながったケースであり、改めてアウトリーチ活動の重要性を感じました。

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神奈川県病院

【神奈川県】神奈川県病院
病院・診療所 イベント実施報告
小学生が音楽で届けた癒やしのひととき

 2月20日と3月11日、南神大寺小学校5年1組の児童21人が入院患者さんの前でアカペラを披露しました。児童たちは音楽療法の学習で、神奈川大学アカペラサークルの指導を受けながら練習を重ねてきました。
 当日は、緩和ケア病棟や地域包括ケア病棟で歌を披露。移動ベッドや車椅子の患者さんも参加し、手話を交えた動きで一緒に楽しみました。歌を聞いて感動の涙を流す患者さんの姿も。児童たちは「一緒に手話をしたり、手を振ったりしてくれてとても楽しかった」「音楽で癒やしを届けられてうれしい」と笑顔を見せていました。
 最後に、長島敦院長から感謝状が贈られ、北海道済生会から提供してもらった「おたる水族缶」をプレゼントすると、児童たちは大喜び。音楽を通じた温かな交流の時間となりました。

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松阪総合病院

【三重県】松阪総合病院
病院・診療所 取り組み紹介
再入院を防ぐ! 心不全看護外来立ち上げ

 松阪総合病院では1月6日に心不全看護外来を立ち上げました。
 心不全患者数は2035年には130万人となり、心不全パンデミック時代が到来するといわれています。当院でも年間200例程度の心不全での入院があり、再入院を繰り返す患者さんも少なくありません。
 再入院は非医学的な誘因が多くを占め、生活習慣の改善とともに、セルフケアによる増悪予防が鍵となります。
 そこで、患者教育の継続によるセルフケアの維持・向上を目指し、心不全看護外来を開設。月1回を基本とし、30分程度の面談を行ないます。
 退院後は疾患管理が不十分になる場合も。まずは心不全を持ちながらの療養生活をねぎらうことから始め、継続できていることは賞賛し、改善点がある場合は患者さんと一緒に対応方法を考えています。

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豊浦病院

【山口県】豊浦病院
病院・診療所 イベント実施報告
祝! 看護師一年生卒業

 3月6日、2024年度新人看護職員6人を対象に、プリセプティ1年目研修を行ないました。
 この研修は、1年間で習得した知識・技術・態度を振り返って発表することで、自分自身の強みと弱みを知り次年度の課題を見つけることを目的としてます。
 スライドショーでは1年間の思い出や病棟スタッフからのメッセージが流れ、涙ぐむ場面も。最後に所属長から修了証を手渡し、記念撮影を行ないました。
 一年生卒業、おめでとうございます。4月からは先輩看護師になります。自分がされてうれしかったこと、かけられてうれしかった言葉を次の新人看護師に対して心掛けてくれればと思います。
 これからも病院一丸となって「とよさい」を盛り上げていきましょう!

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高岡病院

【富山県】高岡病院
病院・診療所 イベント実施報告
済生会の理念を広く知っていただくために

 公益社団法人コスモス成年後見サポートセンターの依頼を受け、2月25日に高岡病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)が富山県民会館で講演を行ないました。当初は社会保障制度全般について講演する予定でしたが、生活保護、無料低額診療事業、そして身寄りなし問題に焦点を当て、済生会の使命やソーシャルインクルージョン活動について解説しました。
 参加した行政書士の方々からは「近くに済生会があればいいのに」「病院診療以外の『なでしこプラン』での活躍を知ることができた」といった感想があり、済生会の理念を深く理解していただけたことがとてもうれしく感じられたとのことです。

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川内病院

【鹿児島県】川内病院
病院・診療所 取り組み紹介 イベント実施報告
原子力災害に備え屋内退避施設稼働訓練

 2月15日に鹿児島県原子力防災訓練に連動した「屋内退避施設稼働訓練」を行ないました。これは、万が一の原子力災害時に迅速に退避施設を運用するための訓練で、施設の概要や最低限の稼働方法を職員が理解し、習得することが目標です。
 当日は事務、看護部、コメディカル部門などから16人が参加。訓練では県の全面緊急事態発令と合わせて施設の稼働を実施しました。参加者は設備の整備経緯や機能について説明を受け、その後、実際に屋内退避施設を稼働しました。
 参加者からは「部署の垣根を越えて全力で訓練に取り組むことができた」と肯定的な声が上がりました。今後もこうした訓練の定期的な実施を継続し、有事の際に職員一人ひとりが迅速に対応できるような体制を整えることを目指します。

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