9月13日、〈東京〉向島病院で34回目のフードパントリーを開催しました。
毎回、予約受付を開始すると30組の予約枠がすぐに埋まってしまい、枠を増やしてほしいとの要望をいただくこともあります。予約殺到の理由は、墨田区北部地域では当院のみが行なっている取り組みだから……だと思っていましたが、利用者さんから「支援品の量と生鮮野菜が、他にはない魅力」との声もあり、とてもうれしいことです。
霧下そば本家、コープみらい、食支援包括ネットワーク「ごっつぁんすみだ」、墨田さんさん会、セカンドハーベスト・ジャパン、ネッスー、パナソニックファーム(敬称略、五十音順)などの地域の企業・団体の協力のもと、たくさんの人が力を合わせて開催しています。これからもがんばります!
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
【東京都】東京都済生会向島病院
病院・診療所
イベント実施報告
地域で力を合わせる 34回目のフードパントリー
香川県済生会病院小児科・川口幸穂医師、香川大学教育学部准教授・小西行彦医師、長期入院児とその家族を支援するNPO法人「未来ISSEY」代表理事・吉田ゆかりさんにより結成された「WonderMeta(ワンダーメタ)」が始動しました。
このプロジェクトは、子どもたちが自由にアート作品を制作し、メタバース上の美術館で展示することを目的としたもの。特に小児慢性特定疾病を抱える子どもに焦点を当て、孤立せずに病室や自宅からも創作・交流可能な「ワンダーメタ美術館」を開設しました。
9月28日、高松市丸亀町壱番街前ドーム広場でリアル展示会を開催し、約1000人が来場。病気と向き合う子どもたちが自由な形で「空想のいきもの」を表現した原画約60点が並び、公式アンバサダーの岸谷蘭丸さんが子どもたちを応援しました。
現在ワンダーメタでは第2回メタバース美術館に向けて、クラウドファンディング(CF)を11月23日まで実施中。今後もワンダーメタの活動を応援していきたいと思います。
9月26日、世界中の人々が心臓の健康を大切にする「世界ハートデー」のイベントを山口総合病院で初開催しました。循環器内科医と心不全療養指導士が中心となり、心不全指導や健康チェック、ポスター展示を行ない、地域住民や入院患者さんなど約120人が参加しました。
午後からは、心臓血管外科の小林俊郎医師と手術体験者の塚本真衣さんによるトークショーと、声楽家でもある塚本さんとピアノ伴奏の沓内美奈子さんによるミニコンサートを開催。「四季の歌」「いのちの歌」など約10曲が披露され、最後の「ふるさと」では来場者と合唱し、大盛況のうちにイベントを終えました。
参加者からは「感動した」など多くの感想が。今後も多職種が力を合わせ、地域の皆さんに愛される病院を目指し、日々努力していきます。
9月26日に防災・災害対応委員会で「給食用エレベーター停止時の対応」をテーマに研修会を行ない、看護師・MSW・事務員・DMATの約20人が参加しました。
昨年元日の能登半島地震発生時、新潟病院では給食用を含むエレベーター全機が停止。病棟内に配膳車を運び入れることができず、当院のDMATや各部署職員の協力を得て、当日の夕食をリレー方式で配膳しました。
研修は「震度4の地震が発生したものの施設に大きな被害はなく、食事は提供できる」という想定で実施。7~10階の間でリレー方式での配膳を練習しました。
当院は10階建てで、厨房は1階で病棟は9階まであり、配膳には多くの人員や労力が必要です。災害時の人員確保の課題はありますが、いつ起こるか分からない災害に備えることができました。
【熊本県】みすみ病院
病院・診療所
メディア出演、掲載・寄稿
地元のテレビ番組に吉岡院長が出演
RKK熊本放送のテレビ番組「火の国魂」(10月18日放送)の取材が9月29日に行なわれ、〈熊本〉みすみ病院の吉岡正一院長が出演しました。熊本県内の企業や団体の経営者へインタビューを行ない、その人間性を通して企業や団体の魅力を伝える番組です。
取材中、座右の銘を聞かれた吉岡院長は「一所懸命」と回答。置かれた場所で懸命に取り組むことを心がけてきたと話しました。
数年前までは急性期病院で外科手術を行なうなど急性期医療を中心に取り組んできましたが、当院の院長に就任後は全く異なる地域医療、特に在宅医療にまい進しています。
今回の取材をきっかけに、どのような場所であっても、必死に努力する吉岡院長の生きる姿勢「一所懸命」を垣間見ることができました。
9月11日、〈大阪〉中津病院がん患者サロン「つなぐ」で資生堂ジャパン株式会社による「がん患者さんのための外見ケアセミナー」を開催しました。
当日はがん患者やその家族、がんピア・サポーターなど8人が参加。がん治療の副作用で肌色が悪くなったり、眉が薄くなったりしたなどの悩みに対し、資生堂ジャパン株式会社のソーシャルエリアパートナー(社会活動専門の美容職)が化粧道具の使い方を実践しながら、スキンケアやメイクのポイントを丁寧に説明してくれました。
特に印象的だったのは、「大好きな赤い口紅をつけたら心まで明るくなった」「これなら元気に見えるね」と皆さんがどんどん元気に笑顔になっていったことです。化粧のチカラで外見だけでなく、内面まで明るくなれた貴重な体験でした。
医療用ロボットスーツ「HAL®」(下肢に装着するリハビリの医療機器)の開発元であるCYBERDYNE株式会社から委託を受け、8月に全国で7施設目、関東エリアでは初めての「HAL拠点研修施設」に認定されました。また、リハビリテーションセラピスト科・理学療法士の案西淳技士長と岡部憲明主任が専門講師資格を取得し、院内で安全使用講習を実施できる体制が整いました。
神奈川県病院では、2016年から歩行機能の回復を目指すHALを取り入れ、リハビリに活用してきました。今回の拠点施設認定はその実績と信頼が評価されたものです。今後は他施設スタッフへの研修を通じてHALの安全で効果的な利用を広めるとともに、患者さんに先進技術を安心して受けていただけるリハビリを提供していきます。
超高齢社会や単身世帯の増加に伴う多様なニーズに対応するため、ユニクロららぽーと湘南平塚店と「医療×衣料」の協働プロジェクトを始動しました。患者さんや家族に対して衣類を通じた生活支援を提案する目的で、〈神奈川〉湘南平塚病院のリハビリテーション部・介護福祉士・事務部、済生会本部スタッフ、ユニクロららぽーと湘南平塚店の店舗スタッフおよび本社ダイバーシティ推進室と協働して取り組んでいます。
4月15日に当院での打ち合わせ、7月31日にはユニクロららぽーと湘南平塚店での現地打ち合わせを実施。医療・介護の視点から、入院や施設に入所する人への衣料の選び方に関するアドバイスを共有し、患者さんに安心して勧められるような衣類を紹介するツール作成の土台を築きました。
また、医療現場での日常生活や患者さんのニーズを踏まえた具体的な意見交換を行ない、ユニクロ側からも、入院を機に衣類を購入する人が来店した際、提案できる商品についての知識を対応に生かしたいという話がありました。
9月6日には三井ショッピングモールららぽーと湘南平塚で行なった健康フェアで、ユニクロと協働して入院やリハビリ時に適した衣服を展示しました。
これからは、大型商業施設が隣接する立地の強みを生かし、患者さんや家族が入院中も退院後も無理なく、心地よく過ごせる環境を整えます。医療と衣料が垣根を越えてつながることで、地域の皆さんの“暮らし”をよりよく支える仕組みづくりを、協働して築いていきます。
今年3月から〈福岡〉飯塚病院の「総合診療医の派遣プロジェクト」として同院総合診療科の鵜木友都医師が〈福岡〉飯塚嘉穂病院に派遣されています。両院間の患者さんのやり取りを円滑にし、同院の平均在院日数短縮や済生会病院の病床稼働率向上が目的です。
鵜木医師は内科系疾患の入院診療を主に担当しつつ、地域医療連携課等と連携して転院調整の効率化に取り組んでいます。その結果、飯塚病院からの患者さんの転院相談から受け入れ可能日返答までの所要日数、転院完了までの平均日数が大幅に短縮。また、これまで受け入れが困難とされていた患者層についても、鵜木医師の判断で積極的に受け入れられるようになりました。
転院患者数も3~4倍に増加しており、患者さんにとってより最適な医療提供体制の構築につながると考えています。
8月8日に「将来南河内地区で働くことを目指すあなたへ」と題して、インターンシップを開催しました。南河内地区の人口減少と医療職の人材不足を解消すべく、同地区在住の医療系学生、将来同地区で働くことを目指す医療系学生を対象に企画。それぞれ養成校に通う、看護師12人、臨床工学技士1人、放射線技師2人、臨床検査技師4人の計19人が参加しました。
〈大阪〉富田林病院職員と同じユニホームを着用し、実際の臨床現場を経験してもらいました。参加者からは「病室で患者さんと話すなど良い経験ができた」「救急外来で体験した心電図やストレッチャーの操作が印象に残った」「手術室で手袋をつけるのが難しかった。ガウンは2人で協力して着るということも知れて、とても良い経験になった」との感想が寄せられました。
タグで探す
- #講座・講演
- #生徒・学生
- #管理栄養士・栄養士
- #災害支援
- #敬老の日
- #節分
- #専門的活動グループ
- #就労支援
- #インクルーシブ教育
- #最新医療
- #救命救急
- #地域医療
- #生活困窮者支援
- #社会的養護
- #DX化
- #学術集会・研究会
- #集会・協議会・会議
- #職業体験
- #乳幼児・子ども
- #保育士
- #レクリエーション
- #防災
- #国際連携
- #働き方改革・職場づくり
- #タスク・シフト/シェア
- #正月
- #リハビリテーション
- #まちづくり
- #地域共生社会
- #更生保護
- #多職種・多機関連携
- #寄付・寄贈
- #済生会地域包括ケア連携士
- #研修・訓練
- #ソーシャルワーカー
- #看護師・看護補助者
- #ボランティア
- #認知症
- #健康啓発・健康づくり
- #発達支援
- #保育所
- #クラウドファンディング
- #医師
- #介護福祉士
済生会の理念
施設と拠点
症状別病気解説
お知らせ
採用情報
トピックス














-768x576.jpg)


.jpg)















