7月30日、〈山形〉養護(盲)老人ホーム山静寿2階のなでしこ集会所で「のど自慢大会」を開催し、12人の入所者さんが熱唱を披露しました。
歌うことはストレス解消や脳の活性化につながるといわれています。また、歌うことが大好きという入所者さんも多いことから、このイベントを企画しました。
事前に参加者から歌いたい曲を聞き取りし、当日はくじ引きで歌う順を決定。歌いながら振り付けをするなど、参加者自身が盛り上げてくれて会場は一体感に包まれました。聞いている方も、知っている曲を口ずさんでいて楽しそうでした。
「楽しく参加できた」と話す参加者がいる一方で「昔より声が出なく、歌えなくなった」という声も。それだけに、歌声を披露する機会は貴重であると感じていただけたのではないかと思います。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

【山形県】養護(盲)老人ホーム 山静寿
高齢者福祉
障害者福祉
イベント実施報告
のど自慢大会で12人が熱唱
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【広島県】坂町地域包括支援センター
高齢者福祉
イベント実施報告
地域と小学校の共同授業で学びとつながりづくり
坂町内初の試みとして、6月26日に地域と小学校の共同授業を行ないました。
今までは地域と小学校それぞれで認知症の理解を深める認知症サポーター養成講座を実施していました。今回、地域の方からの「孫もいないし、小学校に入る機会がなくて寂しい……」との声をきっかけに、認知症について学ぶ地域公開授業を小屋浦小学校と共同で実施することに。講師は〈広島〉坂町地域包括支援センターの平本沙知社会福祉士が務めました。
当日は5・6年生と教職員合わせて23人、地域の方17人が参加。厚生労働省や多くの専門機関からも視察の方が訪れ、認知症の基本を学ぶ授業と、認知機能を維持・向上させる体操を行ないました。
住民の方からは「小学校に入れてうれしかった」「子どもたちと一緒に学べてよかった!」と喜ぶ声がたくさん届き、楽しい時間になりました。

【香川県】特別養護老人ホーム なでしこ香川
高齢者福祉
イベント実施報告
小学校児童との交流が笑顔と活力の源に
6月12日、近隣にある多肥小学校の4年生が、入居者さんとデイサービス利用者さんとの交流学習のために来所しました。
この交流学習には4年生約210人が参加し、3回に分かれて実施。「今日会えることを楽しみにしていました」との挨拶後に、児童が丹精込めて育てた鉢植えの花をプレゼント。そしてソーラン節のパワフルな演舞披露の後は、交流の時間です。
児童は「好きな色は?」「昔やっていた遊びは?」「この辺りの昔の様子は?」などと質問。交流の会話の中には職員も知らなかった利用者さんの新たな一面も見られました。
コロナ禍で途絶えていた交流が昨年から再開され、また再開を熱望された先生がいると聞き、感謝しています。元気いっぱいの子どもたちとの触れ合いで、皆さんもいつも以上の笑顔と活力をもらいました。
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【静岡県】ワーク春日(就労継続⽀援B型)
障害者福祉
取り組み紹介
点字用紙を活用した作品をカフェ等で販売
〈静岡〉ワーク春日(就労継続⽀援B型)では、使用しなくなった点字用紙や封筒などを活用してノートやポチ袋を作成し、病院や施設のイベントなどで販売しています。このたび、就労継続支援B型の活動にご理解をいただいている2店で、作品を置いてもらえることになりました。
お茶カフェ「侘助」からは「点字用紙を前面に出してほしい」との要望があり、表にお店のロゴのスタンプを押し、オリジナル商品として企画。また、美容院「hair&spa hana」は店名にちなんで「花柄で作ってほしい」とのことで、かわいい花柄の布や紙を使用して制作しました。
カフェでは6月末、美容院では7月上旬から販売開始。点字を見たことがない方に、手に取って見ていただく機会を得ることができました。

【山口県】山口市中央地域包括支援センター
高齢者福祉
取り組み紹介
メディア出演、掲載・寄稿
生活再建に向けた協働支援 ふくまる相談室が新聞で紹介されました
山口市からの受託事業「まちの福祉相談室(通称、ふくまる相談室)」の活動が、7月11日付の朝日新聞で紹介されました。
今回取材を受けたのは、相談員の岡村僚太さんです。記事では、A刑務所から事前に相談のあったBさんへの支援について取り上げられました。Bさんは家族とも疎遠になり、将来への不安から窃盗を繰り返すなどの問題を抱え、住まいにはごみを溜め込んでしまうなど、複雑な課題を抱えていました。
こうした状況を受けて、通常の支援の枠組みだけでは解決が難しいと判断。済生会地域包括ケア連携士も支援に加わり、生活再建に向けた協働支援を行なっています。
記事は、参議院選挙を前に「地域の声」に焦点を当てたもので、こうした取材を通じて、暮らしの現場の声が候補者や政党に届き、国の政策に反映されることが期待されます。
7月23日、職員の子どもを対象にした夏休みの職場体験「サマースクール」を実施し、31人が参加しました。
2010年から開催し毎年好評で、申し込んだ家庭には事前に院長からの招待状をお届け。当日は親の職場見学に加え、心肺蘇生法やAEDの使い方を学ぶ「BLSジュニアコース」、手洗い検定、職場体験(医師・看護師のほか医療職の中から選択)など、盛りだくさんのプログラムを用意しました。
参加した子どもたちからは「お父さんお母さん、いつもありがとう」「自由研究に生かしたい」といった声がありました。中には「将来はお母さんのような仕事がしたい」と話す子もいて、医療職への関心を高めるきっかけにもなったようです。
8月6日には市内の小学生向けのサマースクールも実施し、16人が参加しました。

【岡山県】瀬戸内海巡回診療事業推進事務所
その他
受賞・表彰
長年の活動が評価され済生丸が特別賞を受賞
瀬戸内海巡回診療船「済生丸」は7月24日、山縣勝見賞特別賞を受賞し、表彰式に森本尚俊所長が出席しました。この賞は一般財団法人山縣記念財団により創設され、海運を中心とする海事交通文化の研究や普及発展に貢献した人を表彰しています。
済生丸の累計活動実績は、1962年12月から2024年3月まで、診療島嶼(とうしょ)延べ数1万3249島、受診延べ人員62万7441人。地域への貢献や海事交通文化を体現し、長期にわたり社会に貢献したとして特別賞に選出されました。
受賞に際して森本所長は「瀬戸内海巡回診療という地域に根差した取り組みに光を当てていただき、大変光栄に思います。これを励みに、島民が安心して暮らせるように医療を届け続けたいと思います」とコメントしました。
8月2日、鹿児島病院近くの松原小学校の水泳同好会が主催する錦江湾(鹿児島湾)横断遠泳に、久保園高明院長と山田愛生看護師が救護班として同行しました。当初は7月31日の実施予定でしたが、カムチャツカ半島地震による津波警報・注意報を受け2日間延期。緊張感の中での支援となりました。
桜島小池海岸から対岸の磯海水浴場までの4.2キロメートルのコースに、4~6年生37人と同好会のOB・OG21人が参加。地元漁協の船など11隻に父兄らが分乗し、子どもたちを見守りました。
久保園院長と山田看護師は遠泳開始直前に参加者の健康診断を実施した後、救護船で随伴し、不慮の事態に備えました。
参加者全員が完泳し、磯で出迎えた父兄からは感動の涙も。無事救護班としての任務を果たしました。
7月18日、内子町林業センターで開催された小田地区民生委員協議会定例会で、〈愛媛〉小田診療所の黒田良文係長が、無料低額診療事業についての啓蒙活動を行ないました。
当日は、各学校長や民生委員、行政担当者など20人が参加。済生会の成り立ちから無料低額診療事業、済生丸について詳しく説明しました。小田地域の高齢者や独居老人の生活を見守る民生委員の皆さんからは熱心な質問が寄せられ、済生会の事業に対する関心の高さがうかがえました。
一人でも多くの人にこの制度を知っていただき、民生委員の皆さんと共に、必要な人が適切な医療を受けられる社会を目指していきたいと思います。
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