済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

 済生会ウイズ(就労継続支援A型・B型)では昨年度から進めてきたクリーニング工場の改修工事が無事完了し、4月11日にオープンセレモニーとして、テープカットや工場見学会などを実施しました。
 これまではユニホーム、病院寝具などの洗濯を一つの工程で処理していましたが、新たに「ユニホーム工場」「病院寝具工場」を独立させたことで、処理量は約1.8倍に増加。新しい機械も多数設置され、今後は作業効率や品質のさらなる向上が期待されます。
 今回の改修ではクラウドファンディングで各所からご支援いただきました。全国的に病床数が減少傾向にある中、病院寝具を取り扱う我々にとって課題山積ですが、障がい者の雇用や支援を継続しながら地域に貢献したいと思います。

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特別養護老人ホーム たかね荘こやうら

【広島県】特別養護老人ホーム たかね荘こやうら
高齢者福祉 受賞・表彰
安心して長く働けるプラチナ認証法人に認証

 広島県済生会の老人福祉施設、老健はまな荘特養たかね荘・特養たかね荘こやうらの3施設は、この4月から「魅力ある福祉・介護の職場宣言ひろしま制度」プラチナ認証法人の仲間入りをしました。
 安心して長く働ける優良法人を認証・応援する同制度の7月1日現在の認証法人数は466、うち上位ランクのプラチナ認証法人は36法人で、いわば福祉・介護業界のトップランナーです。
 プラチナ認証法人に認証されると、就職フェアの出展料割引に加え出展ブースの位置が優遇されます。さらに、プラチナ認証法人限定セミナーや情報交換会へ招待されるほか、プラチナ認証法人をPRする広告媒体へ特別価格で掲載できるようになります。
 この認証取得に満足することなく、さらに利用者さんや職員から喜ばれる施設づくりを目指していきます。

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二日市病院

【福岡県】二日市病院
病院・診療所 取り組み紹介
AI技術を活用し医療現場の負担軽減へ

 〈福岡〉二日市病院は、株式会社オプティムが提供する病院向けオンプレミス生成AI搭載サービス「OPTIM AI ホスピタル」を導入。昨年12月からのテスト運用を経て、5月15日に正式稼働を開始しました。
 これまで当院では、看護サマリーや診療情報提供書の作成に多くの時間が割かれ、医師や看護師が本来の診療・ケア業務に専念できないことが課題となっていました。
 「OPTIM AI ホスピタル」を導入した結果、当院では12日以上の入院患者の退院時看護サマリー作成において、その84%を同サービスが支援し、関連業務コストを36%削減することに成功しました 。こうした文書作成業務の効率化により、看護師の作業時間が大幅に短縮され、より質の高い患者ケアに時間を充てることが可能になりました。

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福岡総合病院

【福岡県】福岡総合病院
病院・診療所 取り組み紹介
救急医療支援室で救急救命士が活躍

 4月1日、救急医療支援室を開設し、新人から経験豊富なベテランまでの救急救命士5人が勤務しています。
 2021年10月の法改正により、救急救命士が病院内で医師の指示のもと救命処置を行なえるように。そこで救急救命士がその専門スキルを存分に発揮し、医師や看護師と連携してタスクシフトを進めるなど、チーム医療の一員として貢献することを目的として、今回の開設に至りました。
 現在は関係部署と協力しながら本格始動の準備をしているところ。今後は、主に初療室で救急搬送された患者さんの対応や、病院救急車による入院患者さんの転院搬送などに従事する予定です。

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岡山済生会総合病院

【岡山県】岡山済生会総合病院
病院・診療所 取り組み紹介
「あいさつロード」で コミュニケーション活性化

 岡山済生会総合病院ES委員会(従業員満足度向上委員会)では、職員同士の声掛けを促進し、職場の雰囲気をより明るくしようと「あいさつロード」を企画。4月1日に開始し、職員専用廊下に飾り付けを行ないました。岡山県済生会公式キャラクターのSAIKAちゃんや、岡山済生会総合病院・外来センター病院それぞれの院長のイラストが、さまざまなあいさつを交わしています。
 あいさつは相手の存在を認め、信頼関係を築く大切な一歩です。廊下の装飾をきっかけに自然な声掛けが増え、「岡山県済生会で働いてよかった」と思える職場づくりにつながればと思います。職員同士の結びつきを感じながら、患者さんに向き合える職場風土をこれからも育んでいきたいと考えています。

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下関総合病院

【山口県】下関総合病院
病院・診療所 取り組み紹介 イベント実施報告
診療放射線技師のための静脈路確保研修

 当院では、核医学検査(RI・PET)における放射性医薬品投与・静脈穿刺は放射線科医師が、CT・MRI検査等の造影剤投与のための静脈路確保は看護師が行なっています。タスク・シフト/シェアを推進するため、12月3日、診療放射線技師を対象に静脈路確保の研修会を開催しました。
 当日は17人が参加。看護部臨床実践能力向上委員が講師となり、根拠やポイントを説明した後に血管モデルを使用して実習を行ないました。実習では講師の豊富な経験も踏まえた説明もあり、臨床に即した内容となりました。
 研修後はすぐに診療放射線技師が放射性医薬品投与を静脈路確保から単独で行なえることを目標に取り組んでおり、徐々にその範囲を広げていく予定です。

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