3月12日、当施設の隣にある塩谷小学校で高齢者疑似体験授業を開催しました。4回目の開催となる今回は4年生3人、5年生11人が対象。リハビリテーション課の塩野谷千恵子課長を中心に、6人のスタッフが講師を務めました。
約1時間の授業では皆さんに高齢者疑似体験セットを装着してもらい、「右半身が麻痺の状態」という設定で、平地での歩行や階段の昇降、視野・色覚や聴力の感覚、そして麻痺側の手で食べる、食べさせてもらう、飲み込むなどの体験をしてもらいました。
体験した生徒からは「耳に水が入った状態で声が聞こえる」「腰が曲がってしまう」などの声が聞かれました。
今回は新聞社・テレビ局の取材も入り、テレビ局の23歳の記者も「腕が曲がらないので食べるのが大変」と驚きを隠せない様子でした。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

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高齢者福祉
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小学生が高齢者疑似体験

【岡山県】憩いの丘デイサービスセンター
高齢者福祉
イベント実施報告
年中行事
鼻に当たらんがー!
2月3日、節分の豆まきを利用者さん11人と行ないました。
皆さんの前に職員手製の鬼の人形と鬼のくす玉が登場。最初は「鬼は外!福は~うち~」と楽しく豆をまいていた利用者さんですが、次第にくす玉を割ろうと立ち上がり、一生懸命豆をぶつけ始めました。
皆真剣な表情で、「当たっても割れんがー!」と大興奮。職員が「鼻狙ってください!」とアドバイスを送ると、狙いを定めますが「鼻に当らんがー!」と悔しそうです。
落ちた豆をまた必死で拾い、何度も鼻を狙います。ようやく割れると、鬼の顔から「福の神」が登場しました。
利用者さんの動きの良さには職員も脱帽。日頃、リハビリに取り組んでいる成果が出た瞬間でした。
1月2~3日に、手製の獅子舞が回復期リハビリテーション病棟の各病室をサプライズで訪れました。
獅子舞はレクリエーション係の介護福祉士を中心に、ウィッグや段ボール、折り紙などを使い3日間かけて作り上げられたもの。訪問が始まると、病室は患者さんとご家族の驚きと笑顔があふれ、自ら頭を差し出す患者さんも多く見られたのが印象的でした。
病棟を巡る際は安全を考慮し、先導役の職員が獅子の誘導を担当。獅子役は視界が狭く中腰で、暑さも感じられる中での苦労もありましたが、それもまた一つの貴重な経験となりました。
さらに、1月8日の院長の新年挨拶の場でもサプライズで獅子舞を披露。院長の後ろから突然現れた獅子舞に、会場は大いに盛り上がりました。
クラウドファンディングを活用して導入した運転シミュレーターによる運転再開支援を2024年8月から開始しています。
運転再開支援では、主に脳血管疾患既往の患者さんで自動車運転再開を希望する方を対象に、運転に関する評価や訓練を実施。従来の神経心理的検査による評価と比較して、運転シミュレーターでは運転操作の技能確認、運転に必要な注意機能や情報処理能力について評価・訓練ができるようになりました。
開始から5カ月で延べ15人を支援し、7人が合格して自動車運転の再開に至っています。患者さんからは「リアルな運転を体感できるため良いトレーニングになった」との声がありました。
今後も地域の“あし”を守るリハビリテーションを提供していきます。
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