社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

松阪総合病院

【三重県】松阪総合病院
病院・診療所 取り組み紹介
再入院を防ぐ! 心不全看護外来立ち上げ

 松阪総合病院では1月6日に心不全看護外来を立ち上げました。
 心不全患者数は2035年には130万人となり、心不全パンデミック時代が到来するといわれています。当院でも年間200例程度の心不全での入院があり、再入院を繰り返す患者さんも少なくありません。
 再入院は非医学的な誘因が多くを占め、生活習慣の改善とともに、セルフケアによる増悪予防が鍵となります。
 そこで、患者教育の継続によるセルフケアの維持・向上を目指し、心不全看護外来を開設。月1回を基本とし、30分程度の面談を行ないます。
 退院後は疾患管理が不十分になる場合も。まずは心不全を持ちながらの療養生活をねぎらうことから始め、継続できていることは賞賛し、改善点がある場合は患者さんと一緒に対応方法を考えています。

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豊浦病院

【山口県】豊浦病院
病院・診療所 イベント実施報告
祝! 看護師一年生卒業

 3月6日、2024年度新人看護職員6人を対象に、プリセプティ1年目研修を行ないました。
 この研修は、1年間で習得した知識・技術・態度を振り返って発表することで、自分自身の強みと弱みを知り次年度の課題を見つけることを目的としてます。
 スライドショーでは1年間の思い出や病棟スタッフからのメッセージが流れ、涙ぐむ場面も。最後に所属長から修了証を手渡し、記念撮影を行ないました。
 一年生卒業、おめでとうございます。4月からは先輩看護師になります。自分がされてうれしかったこと、かけられてうれしかった言葉を次の新人看護師に対して心掛けてくれればと思います。
 これからも病院一丸となって「とよさい」を盛り上げていきましょう!

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全国済生会ロボット支援手術研究会 その他 取り組み紹介 イベント実施報告 第1回研究会に22施設・62人が参加

 1月18日、東京都内で全国済生会ロボット支援手術研究会を開催しました。今回が1回目で「医療改善と病院経営事例報告」「各病院での取り組みの情報共有」を目的に、22施設から医師・看護師など62人が一堂に会しました。
 横浜市東部病院の三角隆彦院長、滋賀県病院の三木恒治院長の挨拶に始まり、研究会主旨説明を会代表の石田勝・横浜市東部病院ロボット手術センター長・泌尿器科部長が行ないました。
 Executiveセッションでは病院経営とロボット支援手術導入に関わる演題を二つ、同様にExecutive Surgeonセッションではロボット支援手術のスタンダード化と臨床改善によるトータルコストケアの2演題を発表。また、後半ではDa Vinci最新機種SPを使用した事例紹介や手術室看護師による発表がありました。

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下関総合病院

【山口県】下関総合病院
病院・診療所 取り組み紹介 イベント実施報告
診療放射線技師のための静脈路確保研修

 当院では、核医学検査(RI・PET)における放射性医薬品投与・静脈穿刺は放射線科医師が、CT・MRI検査等の造影剤投与のための静脈路確保は看護師が行なっています。タスク・シフト/シェアを推進するため、12月3日、診療放射線技師を対象に静脈路確保の研修会を開催しました。
 当日は17人が参加。看護部臨床実践能力向上委員が講師となり、根拠やポイントを説明した後に血管モデルを使用して実習を行ないました。実習では講師の豊富な経験も踏まえた説明もあり、臨床に即した内容となりました。
 研修後はすぐに診療放射線技師が放射性医薬品投与を静脈路確保から単独で行なえることを目標に取り組んでおり、徐々にその範囲を広げていく予定です。

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野江病院

【大阪府】野江病院
病院・診療所 イベント実施報告
認定看護師が病院ロビーで市民講座

 認定看護師による市民講座を12月10日に開催しました。当院1階ロビーにがん検診・治療に関する相談ブース、脳卒中や認知症予防に関する相談ブース、心肺蘇生ブース、さらにスキンケアと皮膚水分量測定チェック、正しい手洗い体験ブースを設け、各分野の認定看護師が対応しました。
 30代から80代まで幅広い年代の30人が参加し、「生活習慣を見直すきっかけになった」「救急の体験ができてよかった」などたくさんの感想をいただきました。
 今回も区役所の協力を得て広報活動を実施。遠方から来場する方もいました。参加者からは「がん関連の新しい情報が欲しい」「応急手当の仕方などもあったら良い」などの要望もあり、今後も健康に役立つ情報を伝えていきたいと思います。

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鳥取県済生会境港総合病院

【鳥取県】鳥取県済生会境港総合病院
病院・診療所 イベント実施報告
100キロ離れた更生保護施設でインフルエンザの訪問接種

 12月8日、鳥取市内にある鳥取県更生保護給産会でインフルエンザワクチンの訪問接種を実施しました。
 同施設は刑務所から出所して帰るところがない元受刑者を一時的に保護し、社会復帰を支援しています。インフルエンザ予防接種の費用捻出が難しく、近隣で協力を依頼できる医療機関がないため、100キロ以上離れた当院に相談が寄せられました。
 当日は、地域医療総合支援センター・岡野淳一センター長、医療連携課・船本幸秀課長(MSW)、阿部直子副看護師長が現地へ。体調不良の1人を除く入寮者13人の予防接種を無事終えることができました。
 施設からは「近隣の医療機関との連携が図れず、医療の空白地となっていた。今回、支援を受けることができて大変助かった」との感謝の言葉をいただきました。

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富田林病院

【大阪府】富田林病院
病院・診療所 イベント実施報告
URと連携して地域住民向け講座

 11月29日、URコミュニティ金剛団地の生活支援アドバイザーと当院が共同で「摂食・嚥下障害講座」を開催しました。テーマは「口から安全においしく食べるために」。地域の皆さんへ安全な食事の摂取方法や誤嚥防止策を伝えることを目的としたもので、地域住民21人が参加しました。
 当日は、当院の摂食嚥下障害看護認定看護師と言語聴覚士が講師として登壇。嚥下体操などの実技も交えて、食事のとり方やフレイルのチェック方法などを分かりやすく指導しました。また、参加者からの質問に対しても詳しくアドバイスしました。
 さらに、MSWによる医療福祉相談や、訪問看護師による健康チェックも実施。参加者の健康や生活についての相談にも応じました。

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加須病院

【埼玉県】加須病院
病院・診療所 取り組み紹介
メディカルランナーとして医師・看護師28人が参加

 12月1日に「第29回加須こいのぼりマラソン大会」が行なわれ、当院から32人が参加しました。今大会は全国ランニング大会100選にも選ばれる、加須市の冬の風物詩。今年は3900人のランナーが市内を駆け抜けました。
 当院からは、メディカルランナー(コースを走りながらレース中に健康上の問題に遭遇した場合に救護活動を行なうボランティア)として医師11人・看護師17人、一般ランナーとして4人がおそろいのTシャツを着用し、3キロ・5キロ・10キロに参加しました。
 天気にも恵まれ絶好のマラソン日和となり、沿道からの声援も大変心強く、メディカルランナーの励みになったようです。また、大きな怪我や急病人などもなく、無事に大会は終了しました。

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