社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

 2月13日、2階入所棟で料理レクリエーションを行ない、12人の利用者さんが参加しました。
 皆エプロンを付け、やる気満々。「ピーラーより包丁の方が扱いやすいわ」と上手に包丁で野菜の皮をむき、一口大に切っていきます。
 30人前の材料を切り終えた後、「量が多いから重たいな~」「焦がしたら野菜切った人に怒られるわ」と話しながら頑張って炒めてくれました。
 「これはカレー?」「違うでー。材料は一緒やけど、今日はシチュー作るんやで」――そんな会話を楽しみながらグツグツ煮込んでいきます。
 具材に火が通ったか竹串で確認すると、パクリとつまみ食い! 周りのスタッフからは一斉に「あ―!!」と叫び声が上がりましたが、ご本人はニコニコ満足げ。そんなハプニングもありつつ、美味しいクリームシチューができました。

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 2月3日、節分の豆まきを利用者さん11人と行ないました。
 皆さんの前に職員手製の鬼の人形と鬼のくす玉が登場。最初は「鬼は外!福は~うち~」と楽しく豆をまいていた利用者さんですが、次第にくす玉を割ろうと立ち上がり、一生懸命豆をぶつけ始めました。
 皆真剣な表情で、「当たっても割れんがー!」と大興奮。職員が「鼻狙ってください!」とアドバイスを送ると、狙いを定めますが「鼻に当らんがー!」と悔しそうです。
 落ちた豆をまた必死で拾い、何度も鼻を狙います。ようやく割れると、鬼の顔から「福の神」が登場しました。
 利用者さんの動きの良さには職員も脱帽。日頃、リハビリに取り組んでいる成果が出た瞬間でした。

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 1月18日、夜間を想定したふじの里基幹福祉避難所およびなでしこ神戸福祉避難所の開設訓練を実施しました。職員26人が参加し、神戸市職員3人が見学に訪れました。
 「基幹福祉避難所」とは神戸市独自の福祉避難所で、発災時に指定された市内の特養が自主的に開設し、いち早く要援護者を受け入れる体制を整えます。
 今年は地震発生からの初動対応として、利用者さんと職員の安否確認を行ない、参集した職員で福祉避難所を開設するという流れを確認。夕方からの訓練で、室内の照明を落としポータブルLED照明を使用しましたが、暗い中での作業は不安感も強く、照明の重要性を改めて実感しました。
 2施設同時訓練を初めて実施し、施設間の情報共有や避難所物資の輸送など施設間の連携強化を図る取り組みとなりました。

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 厚生労働省と日本医師会が推進する「8020運動」の達成表彰において、従来型入居者4人と地域密着型入居者3人が受賞しました。受賞者の皆さんは記念撮影の際、健康な歯の証である白い歯を輝かせ、にっこりと笑顔を見せてくれました。
 80歳以上で歯を20本以上残すことは、日々の食事の楽しみを味わい、全身の健康と生活の質を高めることにつながる重要な目標として掲げられています。
 当荘では歯科医師や歯科衛生士のサポートのもと、介護職員が口腔ケアに取り組んでいます。生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように、入居者の皆さんのお口の健康と笑顔を守っていきたいと考えています。

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 12月19日、近隣の県立松山西中等教育学校・家庭科クラブの中学生4人が1年ぶりに訪問してくれました。
 今回は、利用者さん10人と一緒に魚釣りゲームをして交流を図りました。生徒たちは利用者さんの隣で取った獲物を外したり、釣り糸の絡まりを直したりしてくれ、協力してゲームに取り組めました。「何を取りますか」「たくさん取れましたね」など会話にも花が咲いていました。
 最後に手作りカレンダーのプレゼントをいただき、利用者の皆さんは生徒たちが帰るのを名残惜しそうに手を振って見送りました。

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特別養護老人ホーム 小鹿なでしこ苑

【静岡県】特別養護老人ホーム 小鹿なでしこ苑
高齢者福祉 受賞・表彰
介護技術コンテストで介護福祉士会会長賞受賞

 令和6年年11月24日、令和6年度第11回静岡県介護技術コンテスト(ケアコン)がグランシップで開催されました。当日は県内施設から介護従事者13人が、事前に与えられた課題に対して支援の方法を考え、実技を披露しました。
 当苑からも介護員のヌル アジザーさんが参加。「看取り期の食事の支援」に挑み、個別援助計画書作成部門で静岡県介護福祉士会会長賞を受賞しました。ヌルさんは「大勢の前で支援をすることが初めてで緊張しましたが、皆の力があったからこそ賞をいただくことができました。たくさんの応援と協力に感謝しています。この経験を生かして日々の業務にも取り組みたいです」と受賞の喜びを語りました。

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 11月8日、地域包括支援センター済生会かみすによる「出張オレンジカフェかみす」と、神栖済生会病院地域医療連携室による健康相談を同時開催しました。
 キッチンカーの協力のもとオープンカフェ形式で実施。好天に恵まれ、お昼を挟んで2時間ほど軽食をつまみながら介護経験者の話を聞いたり、脳トレ体操で心身をほぐしたりと参加者とスタッフ合わせて24人が和やかに交流しました。
 この日、近隣の住民から認知症の父親を連れて来たいとの相談があり、スタッフから声かけの方法をアドバイスして参加してもらうことに。親子で脳トレ体操を体験し、笑顔を交わしながら過ごしていました。
 参加者からは「こんな場所や機会があるとありがたい」「専門職に気軽に話を聞くことができてよかった」などの感想が寄せられました。

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