済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

 4月15日、Minako Hula Studioの山田美奈子さんとその生徒さんが来訪し、フラダンスを披露してくれました。途中、美奈子先生に振り付けを教えてもらいながら「憧れのハワイ航路」の音楽に合わせて会場にいる約90人皆で踊る時間も。皆さんとても笑顔がすてきで、短いひとときではありましたがハワイに来た気分を味わうことができました。
 Minako Hula Studioの皆さんは、今年9~10月に滋賀県で開催される国民スポーツ大会の閉会式のパフォーマーに選ばれており、利用者の皆さんで応援したいと思います。

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特別養護老人ホーム むさし苑

【福岡県】特別養護老人ホーム むさし苑
高齢者福祉 イベント実施報告
イオン筑紫野で満員御礼! 軽度認知障害の講話会

 イオンモール筑紫野内に設置されている「なでしこルーム」で、4月16日、筑紫野市地域包括支援センター・原槙義久社会福祉士を講師に軽度認知障害(MCI)についての講話会を行ないました。
 なでしこルームでは月1回、二日市病院と協働して健康・福祉・介護に関する情報発信や相談対応などを担当分野ごとに持ち回りで実施。昨年度は相談会から講話会へとスタイルを変更し、「済生会でできること」をより多くの人に知っていただくことができました。
 今年度1回目は〈福岡〉特別養護老人ホームむさし苑の担当で、昨年の6人を大きく上回り13人が来場。会場に入りきらないほどで、急きょ追加講話会を行ない、隣接店に椅子を貸していただきました。
 「参加できて良かった」「勉強になった」「次回も参加したい」などの反響があり、大成功の結果だと自負しています。

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 入居者さんの衣類への名札付けボランティアを募集したところ、4月28日の初開催時に4人が来苑してくださいました。
 まずはグループ名を決めようということになり、「『チクチクに行ってくるよ!』と言って出てきた」との話から、満場一致で「チクチクの会」に決定!
 今回は靴下の名札付けをやりました。皆さん、縫うのが丁寧かつ速い! 「口も動くけど手もしっかり動いてるのよ!」「縫うより針の穴に糸を通すのが一番大変!」と皆で大笑いしながらスイスイ、チクチク。私が片足の名札をなんとか付け終わったとき、皆さんは両足分の名札付けが完成していました。
 時間はあっという間に過ぎ、撤収も早いチクチクの会の皆さん。今後、毎月開催される「チクチクの会」がとても楽しみです。

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養護(盲)老人ホーム 山静寿

【山形県】養護(盲)老人ホーム 山静寿
高齢者福祉 イベント実施報告 年中行事
春のお茶会を彩った手作りペーパーフラワー

 3月26日、「春のお茶会」を〈山形〉養護(盲)老人ホーム山静寿内の食堂で開催し、42人の入所者さんと楽しいひとときを過ごしました。
 当日はまず入所者の皆さんに、ピンクや水色、黄色と色とりどりの紙を使用してペーパーフラワーを作っていただきました。自分で作ることが難しい方には職員が協力して一緒に作成を進めました。作成した花は食堂全体に飾り付け、春らしい明るい雰囲気に。その後、職員が手作りした桜餅を提供し、お茶を飲みながら春の雰囲気を満喫しました。
 皆さんからは「手作りの桜餅がとてもおいしかった」「食堂が明るい雰囲気になった」とのうれしい声が寄せられました。

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 3月6日、NTTデータグローバルソリューションズから「IZANO2」と書かれた大きな段ボールが5個、〈大阪〉軽費老人ホームケアハウスつつじ荘に届きました。折りたたみ防災ヘルメットを利用者さん・職員分の45個、ご寄贈いただいたのです。
 いつか来る大規模災害に向けて、日頃から防災訓練やBCP計画など万全な備えを!……と準備を進めていたところへの思いもよらないご厚意に「やった~!」と飛び上がって喜んでしまいました。
 これからも入居者さんの安全確保のために知識と意識を高め、このヘルメットのように固い決意をもって災害に備えていきたいと思います。今回の温かいご支援は、有事の際にきっとその一翼を担ってくれることでしょう。

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特別養護老人ホーム 潮光園

【和歌山県】特別養護老人ホーム 潮光園
高齢者福祉 取り組み紹介
ネパールから第3期留学生

 〈和歌山〉特別養護老人ホーム潮光園では令和3年度に第1期の留学生をミャンマーとネパールから受け入れ、今年度は3期目としてネパールからラジャニさんを迎えました。
 今までの留学生は日本語会話能力が高く、日常会話も何不便なくこなしてくれました。仕事も熱心で、利用者の皆さんからもとてもかわいがられています。
 4月2日から勤務を開始したラジャニさんも、先輩たちに負けないくらい日本語会話能力に優れています。ちょっぴり日本食が苦手で、チキンナゲットが大好きとのことです。
 伊藤秀一支部長は「エエインさん、アンジャナさん、アンビカさん、そしてラジャニさんと3期にわたり、有田医療福祉センターも少しずつ国際化してきました。この取り組みは留学生を大事に育て上げることを主目的にスタートしました。今後も継続したいと考えています」と話しました。

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特別養護老人ホーム たかね荘こやうら

【広島県】特別養護老人ホーム たかね荘こやうら
高齢者福祉 イベント実施報告
子どもたちと振り返る西日本豪雨災害

 2月19日に地元の坂町立小屋浦小学校5年生7人と施設利用者30人の交流会を開催しました。
 平成30年7月に発生した西日本豪雨災害でこの小屋浦地区は甚大な被害を受けました。大半の児童がこの災害を経験しており、自らの経験や防災についての知識を盛り込んだ紙芝居を手作りし、当施設の皆さんに読み聞かせをしてくれました。
 利用者の皆さんは子どもたちによる紙芝居を聞きながら、時に笑い、時には涙を流していました。子どもたちの純粋な思いとともに、防災の大切さを改めて実感した時間となりました。

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 3月12日、当施設の隣にある塩谷小学校で高齢者疑似体験授業を開催しました。4回目の開催となる今回は4年生3人、5年生11人が対象。リハビリテーション課の塩野谷千恵子課長を中心に、6人のスタッフが講師を務めました。
 約1時間の授業では皆さんに高齢者疑似体験セットを装着してもらい、「右半身が麻痺の状態」という設定で、平地での歩行や階段の昇降、視野・色覚や聴力の感覚、そして麻痺側の手で食べる、食べさせてもらう、飲み込むなどの体験をしてもらいました。
 体験した生徒からは「耳に水が入った状態で声が聞こえる」「腰が曲がってしまう」などの声が聞かれました。
 今回は新聞社・テレビ局の取材も入り、テレビ局の23歳の記者も「腕が曲がらないので食べるのが大変」と驚きを隠せない様子でした。

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 2月13日、2階入所棟で料理レクリエーションを行ない、12人の利用者さんが参加しました。
 皆エプロンを付け、やる気満々。「ピーラーより包丁の方が扱いやすいわ」と上手に包丁で野菜の皮をむき、一口大に切っていきます。
 30人前の材料を切り終えた後、「量が多いから重たいな~」「焦がしたら野菜切った人に怒られるわ」と話しながら頑張って炒めてくれました。
 「これはカレー?」「違うでー。材料は一緒やけど、今日はシチュー作るんやで」――そんな会話を楽しみながらグツグツ煮込んでいきます。
 具材に火が通ったか竹串で確認すると、パクリとつまみ食い! 周りのスタッフからは一斉に「あ―!!」と叫び声が上がりましたが、ご本人はニコニコ満足げ。そんなハプニングもありつつ、美味しいクリームシチューができました。

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 2月3日、節分の豆まきを利用者さん11人と行ないました。
 皆さんの前に職員手製の鬼の人形と鬼のくす玉が登場。最初は「鬼は外!福は~うち~」と楽しく豆をまいていた利用者さんですが、次第にくす玉を割ろうと立ち上がり、一生懸命豆をぶつけ始めました。
 皆真剣な表情で、「当たっても割れんがー!」と大興奮。職員が「鼻狙ってください!」とアドバイスを送ると、狙いを定めますが「鼻に当らんがー!」と悔しそうです。
 落ちた豆をまた必死で拾い、何度も鼻を狙います。ようやく割れると、鬼の顔から「福の神」が登場しました。
 利用者さんの動きの良さには職員も脱帽。日頃、リハビリに取り組んでいる成果が出た瞬間でした。

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