社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

水戸済生会総合病院

【茨城県】水戸済生会総合病院
病院・診療所 イベント実施報告
医学生向けセミナーを5年ぶりに実施

 3月15・16日の2日間、コロナ禍で開催を見送っていた水戸医学生セミナーを5年ぶりに開催し、全国の大学から13人が参加しました。
 このセミナーは救急における迅速な初期対応の重要性を理解することを目的としており、1日目はJATECやMCLSのエッセンスの講義や実技研修があり、2日目にメディカルラリーを行ないます。
 今回のメディカルラリーは、臨床研修センター長の千葉義郎医師と救急科部長の高瀬士龍医師を中心に三つのシナリオを準備。どのシナリオもよく練り込まれたもので、特に休憩時間に職員が倒れるシナリオには医学生たちも驚いた様子でした。
 千葉医師は「学生たちの対応が素晴らしく、非常に驚かされました。久々の開催で心配もありましたが、スタッフの協力で素晴らしい出来となりました」と語りました。

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松阪総合病院

【三重県】松阪総合病院
病院・診療所 取り組み紹介
再入院を防ぐ! 心不全看護外来立ち上げ

 松阪総合病院では1月6日に心不全看護外来を立ち上げました。
 心不全患者数は2035年には130万人となり、心不全パンデミック時代が到来するといわれています。当院でも年間200例程度の心不全での入院があり、再入院を繰り返す患者さんも少なくありません。
 再入院は非医学的な誘因が多くを占め、生活習慣の改善とともに、セルフケアによる増悪予防が鍵となります。
 そこで、患者教育の継続によるセルフケアの維持・向上を目指し、心不全看護外来を開設。月1回を基本とし、30分程度の面談を行ないます。
 退院後は疾患管理が不十分になる場合も。まずは心不全を持ちながらの療養生活をねぎらうことから始め、継続できていることは賞賛し、改善点がある場合は患者さんと一緒に対応方法を考えています。

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加須病院

【埼玉県】加須病院
病院・診療所 取り組み紹介
メディカルランナーとして医師・看護師28人が参加

 12月1日に「第29回加須こいのぼりマラソン大会」が行なわれ、当院から32人が参加しました。今大会は全国ランニング大会100選にも選ばれる、加須市の冬の風物詩。今年は3900人のランナーが市内を駆け抜けました。
 当院からは、メディカルランナー(コースを走りながらレース中に健康上の問題に遭遇した場合に救護活動を行なうボランティア)として医師11人・看護師17人、一般ランナーとして4人がおそろいのTシャツを着用し、3キロ・5キロ・10キロに参加しました。
 天気にも恵まれ絶好のマラソン日和となり、沿道からの声援も大変心強く、メディカルランナーの励みになったようです。また、大きな怪我や急病人などもなく、無事に大会は終了しました。

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静岡済生会総合病院

【静岡県】静岡済生会総合病院
病院・診療所 取り組み紹介
赤ちゃんとママの命を守るグレードAシミュレーション

 10月24日、分娩室とオペ室で3回目となるグレードA(超緊急帝王切開)のシミュレーションを行ないました。グレードAとは、母体もしくは胎児またはその両方が非常に危険な状態にあるため、30分以内に胎児を娩出しなければならない状態をいいます。
 今回は実際の症例をもとに、平日夜勤帯を想定して実施。周産期センターとオペ室のスタッフ、産婦人科医、小児科医、麻酔科医など23人が参加しました。また、各部署の職員が多数集まり、その様子を見学しました。
 シミュレーション後の振り返りでは、前回より良かった点や、どうすればよりスムーズに動けるかについて意見を出し合いました。担当したスタッフは「急変時に安全・迅速に行動できるよう今後も続けていきたい」と話しました。

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