6月20日、福島市にある「ちいさなケーキ屋さんaoba」による3回目の出張販売が福島総合病院で行なわれました。aobaは、NPO法人あおばが運営する就労継続支援事業所(B型)の製菓作業によるお菓子を販売しています。法人理事長の小野隆章さんによれば、店舗販売をしているが、出張販売先も常に探している状況とのこと。そのことを知った当院の石井健医療福祉相談室長が中心になり、職員向けに出張販売が実現しました。
当日は焼き菓子だけでなく、生菓子やジェラートなどたくさんのお菓子が並びました。職員たちが長蛇の列を作り、忙しい合間の休息を楽しんでいました。売り上げは事業所利用者さんたちの工賃にもなるとのこと。aobaも当院職員も笑顔になれる企画として、第4回の開催を待ち望む声が多く上がっています。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
昨年度に済生会フェアを初開催して以降、〈岩手〉北上済生会病院は就労継続支援B型事業所といろいろな取り組みを進めています。その中で「幸呼来(さっこら)Japan」が着物や浴衣の生地を募集していることを知り、済生会広報ブランディングプロジェクトのメンバーに共有し、協力を呼びかけました。
幸呼来Japanは、盛岡さんさ踊りの浴衣や寄付された着物を東北の伝統工芸「裂き織」でアップサイクルし、ポーチやコースターなどに再生させています。
この活動に共感した〈千葉〉習志野病院では、院長はじめ管理者たちも後押しし、寄付に協力。職員からは「亡くなった母の着物を生かすことができるのはうれしい」といった声が寄せられました。
寄付された生地のアップサイクル品は、北上済生会病院で11月16日開催の「済生会フェア2025」で販売されます。

【福岡県】特別養護老人ホーム むさし苑
高齢者福祉
イベント実施報告
イオン筑紫野で満員御礼! 軽度認知障害の講話会
イオンモール筑紫野内に設置されている「なでしこルーム」で、4月16日、筑紫野市地域包括支援センター・原槙義久社会福祉士を講師に軽度認知障害(MCI)についての講話会を行ないました。
なでしこルームでは月1回、二日市病院と協働して健康・福祉・介護に関する情報発信や相談対応などを担当分野ごとに持ち回りで実施。昨年度は相談会から講話会へとスタイルを変更し、「済生会でできること」をより多くの人に知っていただくことができました。
今年度1回目は〈福岡〉特別養護老人ホームむさし苑の担当で、昨年の6人を大きく上回り13人が来場。会場に入りきらないほどで、急きょ追加講話会を行ない、隣接店に椅子を貸していただきました。
「参加できて良かった」「勉強になった」「次回も参加したい」などの反響があり、大成功の結果だと自負しています。

【静岡県】特別養護老人ホーム 小鹿なでしこ苑
高齢者福祉
取り組み紹介
「チクチクの会」始動!
入居者さんの衣類への名札付けボランティアを募集したところ、4月28日の初開催時に4人が来苑してくださいました。
まずはグループ名を決めようということになり、「『チクチクに行ってくるよ!』と言って出てきた」との話から、満場一致で「チクチクの会」に決定!
今回は靴下の名札付けをやりました。皆さん、縫うのが丁寧かつ速い! 「口も動くけど手もしっかり動いてるのよ!」「縫うより針の穴に糸を通すのが一番大変!」と皆で大笑いしながらスイスイ、チクチク。私が片足の名札をなんとか付け終わったとき、皆さんは両足分の名札付けが完成していました。
時間はあっという間に過ぎ、撤収も早いチクチクの会の皆さん。今後、毎月開催される「チクチクの会」がとても楽しみです。
5月11日、前橋市東地区の「のびゆくこどものつどい」に参加し、クラウドファンディングで新調した救急車(DMATカー)を展示しました。
毎年地域の子どもたちが集まる大きなイベントで、今年は約1600人が来場。初出展の〈群馬〉前橋病院は、お医者さんの白衣・聴診器体験、DMATカーでの写真撮影、お菓子のつかみ取りを行ないました。
当院のコーナーには約700人が足を運び、用意していたお菓子が途中でなくなるほどの盛況ぶり。救急車に乗り込んでポーズを決める子どもたちの元気な姿に、スタッフ3人と中学生ボランティア5人もたくさんのパワーをもらいました。
地域との交流が深まるこの貴重なイベントに、来年もぜひとも参加したいと思います。

【栃木県】栃木県済生会宇都宮病院
病院・診療所
イベント実施報告
食品や生理用品の配布と相談会に92人 アウトリーチの重要性を再確認
12月27日、フードバンクうつのみやで開催された「子育て世帯向けの食品配布会(兼)相談会」に、宇都宮病院の稲見一美地域連携課長(医療ソーシャルワーカー:MSW)と牧宏一MSW、富山里香MSW、高木茜事務職員が参加しました。
当日は92人が来場。当院職員の寄付による食料品や生活用品のほか、生理用品も無料で配布しました。
相談ブースでは「物価高騰で野菜も買えずにいたため本当に助かる」といった声が聞かれました。食料だけでなく、来春小学校に入学する男の子には寄付されたランドセルをお渡ししました。男の子はうれしそうに背負い、母親は「助かります」と目に涙を浮かべました。
その他、20代の女性から「妊娠していないか不安」というメモが相談員に渡され、対応。食料品配布をきっかけに、勇気を出してメモを差し出してくれたから相談につながったケースであり、改めてアウトリーチ活動の重要性を感じました。

【広島県】特別養護老人ホーム たかね荘こやうら
高齢者福祉
イベント実施報告
子どもたちと振り返る西日本豪雨災害

【北海道】小樽老人保健施設 はまなす
高齢者福祉
イベント実施報告
小学生が高齢者疑似体験
3月12日、当施設の隣にある塩谷小学校で高齢者疑似体験授業を開催しました。4回目の開催となる今回は4年生3人、5年生11人が対象。リハビリテーション課の塩野谷千恵子課長を中心に、6人のスタッフが講師を務めました。
約1時間の授業では皆さんに高齢者疑似体験セットを装着してもらい、「右半身が麻痺の状態」という設定で、平地での歩行や階段の昇降、視野・色覚や聴力の感覚、そして麻痺側の手で食べる、食べさせてもらう、飲み込むなどの体験をしてもらいました。
体験した生徒からは「耳に水が入った状態で声が聞こえる」「腰が曲がってしまう」などの声が聞かれました。
今回は新聞社・テレビ局の取材も入り、テレビ局の23歳の記者も「腕が曲がらないので食べるのが大変」と驚きを隠せない様子でした。
北海道済生会は令和6年度ふるさと企業大賞(総務大臣賞)を受賞し、12月18日に小樽市役所で表彰状伝達式が行なわれました。
この賞は地域総合整備財団(ふるさと財団)が実施している表彰制度で、ふるさと融資を活用した民間事業者の中で、地域における経済効果、雇用やイメージアップ等の点で魅力ある地域づくりに特に貢献していると認められる企業に贈られます。
今回の受賞は、小樽市と行なっている地域共生社会実現に向けた取り組みや、済生会ビレッジを拠点としたさまざまな事業の展開、ウエルネスタウンづくりへの貢献が評価されたものです。
これからも行政・民間と連携し、地域住民が自分らしく生き生きと「暮らしたい」と感じることができるまちづくりを推進します。

【北海道】発達⽀援事業所きっずてらす
児童福祉
取り組み紹介
デザイン利用料を子どもに還元 活動のモチベーションアップにも
「小樽フォント」は発達支援事業所きっずてらすを利用する発達障害の子どもたちとデザイナーとの共創アートワークです。済生会職員の手元に渡った2025年の済生会手帳にも「せいがいは」というデザインが採用されています。
このプロジェクトでできた作品の利用料の一部が、デザイナーを介して子どもたちへと還元される仕組みになっています。今回は、缶バッジの売り上げやスマホカバーの収益、デザイン利用料の一部から2万1425円が還元されました。
子どもたちには賞状とサーティーワンアイスクリームのシングルチケットをプレゼント。見事デザインが採用された子どもには、別途図書カードも副賞として進呈しました。デザイナーからも、自分たちのデザインを入れたフォトフレームをサプライズとしていただきました。
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