〈静岡〉ワーク春日(就労継続⽀援B型)では、使用しなくなった点字用紙や封筒などを活用してノートやポチ袋を作成し、病院や施設のイベントなどで販売しています。このたび、就労継続支援B型の活動にご理解をいただいている2店で、作品を置いてもらえることになりました。
お茶カフェ「侘助」からは「点字用紙を前面に出してほしい」との要望があり、表にお店のロゴのスタンプを押し、オリジナル商品として企画。また、美容院「hair&spa hana」は店名にちなんで「花柄で作ってほしい」とのことで、かわいい花柄の布や紙を使用して制作しました。
カフェでは6月末、美容院では7月上旬から販売開始。点字を見たことがない方に、手に取って見ていただく機会を得ることができました。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
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【静岡県】ワーク春日(就労継続⽀援B型)
障害者福祉
取り組み紹介
点字用紙を活用した作品をカフェ等で販売

【山口県】山口市中央地域包括支援センター
高齢者福祉
取り組み紹介
メディア出演、掲載・寄稿
生活再建に向けた協働支援 ふくまる相談室が新聞で紹介されました
山口市からの受託事業「まちの福祉相談室(通称、ふくまる相談室)」の活動が、7月11日付の朝日新聞で紹介されました。
今回取材を受けたのは、相談員の岡村僚太さんです。記事では、A刑務所から事前に相談のあったBさんへの支援について取り上げられました。Bさんは家族とも疎遠になり、将来への不安から窃盗を繰り返すなどの問題を抱え、住まいにはごみを溜め込んでしまうなど、複雑な課題を抱えていました。
こうした状況を受けて、通常の支援の枠組みだけでは解決が難しいと判断。済生会地域包括ケア連携士も支援に加わり、生活再建に向けた協働支援を行なっています。
記事は、参議院選挙を前に「地域の声」に焦点を当てたもので、こうした取材を通じて、暮らしの現場の声が候補者や政党に届き、国の政策に反映されることが期待されます。
7月18日、内子町林業センターで開催された小田地区民生委員協議会定例会で、〈愛媛〉小田診療所の黒田良文係長が、無料低額診療事業についての啓蒙活動を行ないました。
当日は、各学校長や民生委員、行政担当者など20人が参加。済生会の成り立ちから無料低額診療事業、済生丸について詳しく説明しました。小田地域の高齢者や独居老人の生活を見守る民生委員の皆さんからは熱心な質問が寄せられ、済生会の事業に対する関心の高さがうかがえました。
一人でも多くの人にこの制度を知っていただき、民生委員の皆さんと共に、必要な人が適切な医療を受けられる社会を目指していきたいと思います。
〈大阪〉吹田療育園では新規事業として、7月1日に相談支援事業所カルミアを開所しました。
この新事業所では、障がい児者やその家族から相談を受け、福祉サービスの利用に関する助言や情報提供、支援に係る計画の作成、関係機関との連絡調整を行ないます。
当園の理念「障がいのあるお子さまとその家族が、それぞれの取り巻かれた社会の中で、いきいきと幸福感を感じながら生きていくよう援助する」をもとに、カルミアの花言葉「大きな希望」を胸に丁寧にサポートしていきます。
当園の利用者さんの中には、ご家族のみでプランニングしていまい、適切な福祉サービスを受けられていないケースもあります。今後、当園の利用者さんだけでなく地域でお困りの方にも、本事業を通してよりよいサービスや環境を提供していきたいと考えています。
6月11日、〈福島〉川俣病院のリスクマネジメント部会は、院内の医療安全勉強会に向け、「造影CT検査時の緊急対応・アナフィラキシーショック編」と題した模範動画を作成しました。
動画は、検査終了後に患者がアナフィラキシーショックを起こす設定で、現場での初期対応とチーム連携を再現。各職種が役割を演じることで実際の状況を想定しました。現実はマニュアル通りには起こらないため、模範例を通じてイメージトレーニングを行ない、急変時にも落ち着いて対応できるようになってもらうことを目的としました。
また、撮影中には「CT室にストレッチャーが入らない」などの基本的な課題にも気づかされ、対応策を職員に周知する貴重な学びとなりました。
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【熊本県】済生会ウイズ(就労継続⽀援A型・就労継続⽀援B型)
障害者福祉
取り組み紹介
イベント実施報告
クリーニング工場がリニューアルオープン!
済生会ウイズ(就労継続支援A型・B型)では昨年度から進めてきたクリーニング工場の改修工事が無事完了し、4月11日にオープンセレモニーとして、テープカットや工場見学会などを実施しました。
これまではユニホーム、病院寝具などの洗濯を一つの工程で処理していましたが、新たに「ユニホーム工場」「病院寝具工場」を独立させたことで、処理量は約1.8倍に増加。新しい機械も多数設置され、今後は作業効率や品質のさらなる向上が期待されます。
今回の改修ではクラウドファンディングで各所からご支援いただきました。全国的に病床数が減少傾向にある中、病院寝具を取り扱う我々にとって課題山積ですが、障がい者の雇用や支援を継続しながら地域に貢献したいと思います。

【大阪府】中津特別養護老人ホーム 喜久寿苑
高齢者福祉
取り組み紹介
散髪ボランティア杉本さん ~15年間の感謝を込めて~
〈大阪〉中津特養喜久寿苑における杉本安雄さんの散髪ボランティア活動は2010年4月から始まり、今年で15年を迎えました。
月に1~2回、ご自身が営む理髪店の定休日である月曜日に来苑。社会貢献の思いから、長年にわたって活動を続けてくれています。コロナ禍で外部からの来苑者を極力控えていた時期も、感染対策を十分にとった上で活動を継続してきました。
6月26日、入居者さん8人の散髪終了後、皆すっきりとした表情で笑顔に。寝たきりで座位が取れない人や、認知症が重度の人など、難しい場面でも工夫をしてカットしてくれます。
施設内の生活においても、「整容」は日常の一部としてとても大切なこと。入居者さんのために、15年にわたり活動いただいていることに、心から感謝します。
6月20日、福島市にある「ちいさなケーキ屋さんaoba」による3回目の出張販売が福島総合病院で行なわれました。aobaは、NPO法人あおばが運営する就労継続支援事業所(B型)の製菓作業によるお菓子を販売しています。法人理事長の小野隆章さんによれば、店舗販売をしているが、出張販売先も常に探している状況とのこと。そのことを知った当院の石井健医療福祉相談室長が中心になり、職員向けに出張販売が実現しました。
当日は焼き菓子だけでなく、生菓子やジェラートなどたくさんのお菓子が並びました。職員たちが長蛇の列を作り、忙しい合間の休息を楽しんでいました。売り上げは事業所利用者さんたちの工賃にもなるとのこと。aobaも当院職員も笑顔になれる企画として、第4回の開催を待ち望む声が多く上がっています。
6月30日、7月1日の2日間、イオン穂波ショッピングセンターの従業員に向けたフレイル研修を当地で行ないました。一般企業の従業員に向けたフレイル研修は全国初の取り組みで、地域で活動するフレイルサポーターからの発案で始まりました。研修会には同ショッピングセンターの従業員の約6割にあたる158人から参加申し込みがあり、当日参加も6人ほどいました。
これまでフレイル予防の啓発は高齢者が対象でしたが、今回のように若年層にも知ってもらうことで、早めの予防にもつながります。
参加者からは「売り場でフレイル予防の食品を販売しているので、フレイルについて知ることができてよかった」などの意見がありました。この取り組みが全国にも広がっていくように願っています。
〈山口〉湯田温泉病院は今年6月から山口刑務所にリハビリスタッフの派遣を開始しました。高齢や病気によって日常生活動作(ADL)が低下した受刑者に対し、理学療法士が身体機能の維持・改善を目的としたリハビリテーションを提供しています。
6月12日、同刑務所の医務課長・平野恵美子氏からの診療情報提供に基づき、2人の受刑者に対する支援を行ないました。右手のふるえが徐々に悪化しているAさん(70代)と、軽い作業でも息切れがあるBさん(90代)に対し、当院のリハビリテーション科・濱元靖一郎科長が個別に話を聞き、体の動きを確認しながら、体操や呼吸法の指導を実施しました。
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