東京キリンビバレッジ株式会社の協力のもと、2月19日に利用者さんの作業訓練として自動販売機の補充作業を行ないました。
この作業訓練は、就労に必要な知識や作業内容などをより実践的に習得できるように毎月2回実施しています。今回は利用者さん9人が参加し、当園ロビーに設置してある自動販売機の補充作業を行ないました。
利用者さんからは「キリンの会社で補充を行なう仕事をやりたい」「今回はミルクティーが一番売れたね」などの声が上がりました。
自動販売機の補充作業は、商品の補充だけでなく、お金の管理や季節ごとの商品入れ替え、清掃作業など多岐にわたります。利用者さんの技能範囲を広げる取り組みや、作業環境の確保などを進め、就労機会の増進につなげていきたいと思います。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
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【神奈川県】横浜金沢若草園(多機能型事業所)
障害者福祉
取り組み紹介
イベント実施報告
自販機補充作業を経験
1月18日、東京都内で全国済生会ロボット支援手術研究会を開催しました。今回が1回目で「医療改善と病院経営事例報告」「各病院での取り組みの情報共有」を目的に、22施設から医師・看護師など62人が一堂に会しました。
横浜市東部病院の三角隆彦院長、滋賀県病院の三木恒治院長の挨拶に始まり、研究会主旨説明を会代表の石田勝・横浜市東部病院ロボット手術センター長・泌尿器科部長が行ないました。
Executiveセッションでは病院経営とロボット支援手術導入に関わる演題を二つ、同様にExecutive Surgeonセッションではロボット支援手術のスタンダード化と臨床改善によるトータルコストケアの2演題を発表。また、後半ではDa Vinci最新機種SPを使用した事例紹介や手術室看護師による発表がありました。
2月15日に鹿児島県原子力防災訓練に連動した「屋内退避施設稼働訓練」を行ないました。これは、万が一の原子力災害時に迅速に退避施設を運用するための訓練で、施設の概要や最低限の稼働方法を職員が理解し、習得することが目標です。
当日は事務、看護部、コメディカル部門などから16人が参加。訓練では県の全面緊急事態発令と合わせて施設の稼働を実施しました。参加者は設備の整備経緯や機能について説明を受け、その後、実際に屋内退避施設を稼働しました。
参加者からは「部署の垣根を越えて全力で訓練に取り組むことができた」と肯定的な声が上がりました。今後もこうした訓練の定期的な実施を継続し、有事の際に職員一人ひとりが迅速に対応できるような体制を整えることを目指します。
東京都栄養士会栄養ケア・ステーションが港区から委託された訪問栄養指導事業に、当院の3人の管理栄養士が昨年9月から参加しています。
この事業はフレイル予防の一環で、低栄養のリスクが高い低体重の高齢者を対象に管理栄養士が自宅を訪問。栄養改善のための具体的な目標設定を本人と一緒に考えます。保健所職員の電話による支援を経て、初回と同じ管理栄養士が再度訪問し目標達成度の評価を行ないます。
対象者からは「自分に足りない栄養のことがよく分かった」「同じ人が来てくれて安心感がある」などの声をいただいています。
実際に訪問することで食事以外にも生活に関わる情報を把握でき、より効果的な提案ができました。これは病院内の業務にも生かせる経験だと思います。
当院職員を派遣している更生保護施設あけぼの寮は「きれいにしょうえ おおいた推進事業」に賛同し、大分市から「あけぼのクリーン活動隊」として平成24年に登録認可を受け、地域清掃を月2回実施しています。
1月26日は早朝から施設周辺の歩道のゴミ拾いや、道路脇の花壇の草むしりを中心に実施。この活動を開始した当初は「面倒や、少しでも寝たい」と愚痴をこぼしていた寮生も、今では一丸となって、集中して活動を行なっています。
昨年11月15日には足立信也市長から表彰を受け、活動を評価されたことを職員・入寮者とともに喜びました。
最近では近隣住民から差し入れをいただくことも。寮生は「過去ではなく現在の自分を地域の方に認められ、受け入れられている」と素直に感じているようです。
1月18日、夜間を想定したふじの里基幹福祉避難所およびなでしこ神戸福祉避難所の開設訓練を実施しました。職員26人が参加し、神戸市職員3人が見学に訪れました。
「基幹福祉避難所」とは神戸市独自の福祉避難所で、発災時に指定された市内の特養が自主的に開設し、いち早く要援護者を受け入れる体制を整えます。
今年は地震発生からの初動対応として、利用者さんと職員の安否確認を行ない、参集した職員で福祉避難所を開設するという流れを確認。夕方からの訓練で、室内の照明を落としポータブルLED照明を使用しましたが、暗い中での作業は不安感も強く、照明の重要性を改めて実感しました。
2施設同時訓練を初めて実施し、施設間の情報共有や避難所物資の輸送など施設間の連携強化を図る取り組みとなりました。
1月27日、当院の市民公開講座が北上市の健康福祉ポイント事業「きたポ」の指定を受けました。「きたポ」は、市民の健康づくり活動や社会参加活動を奨励し、健康寿命の延伸を目指す事業です。市が指定する健康づくり活動に参加すると、スマートフォンアプリで「きたポ」が付与され、これを電子マネー等に交換できます。
当院は、既に「きたポ」対象のウオーキングコースに指定されていましたが、市民公開講座を通じてさらに市民の健康寿命の延伸に寄与できると考え、北上市に相談。今回、対象事業の指定を受けました。
病気の予防や早期発見・早期治療が可能となる正しい知識を伝えるとともに、皆さんが知りたい情報をお届けできるよう、引き続き取り組んでいきます。
1月7日、日本基板ネットワークの職員の方が不要になったパソコンの回収のため来院しました。機器の入れ替えに合わせたこの取り組みは、昨年に引き続き今回で3回目です。
会議室に集められたハードディスクは、ドリルやドライバーで破壊処理を行なった後に回収されます。今回はパソコンやハードディスクなど209台を回収してもらいました。職員の方は「大量の回収依頼は大変ありがたいです」と話していました。
引き取られた機器は就労継続支援事業B型のんぴーりAXISでマイスター(利用者さん)が解体し、再利用・再資源化されるとのこと。なお、解体事業で得られた収益は全額、利用者さんの工賃になるそうです。
当院では、核医学検査(RI・PET)における放射性医薬品投与・静脈穿刺は放射線科医師が、CT・MRI検査等の造影剤投与のための静脈路確保は看護師が行なっています。タスク・シフト/シェアを推進するため、12月3日、診療放射線技師を対象に静脈路確保の研修会を開催しました。
当日は17人が参加。看護部臨床実践能力向上委員が講師となり、根拠やポイントを説明した後に血管モデルを使用して実習を行ないました。実習では講師の豊富な経験も踏まえた説明もあり、臨床に即した内容となりました。
研修後はすぐに診療放射線技師が放射性医薬品投与を静脈路確保から単独で行なえることを目標に取り組んでおり、徐々にその範囲を広げていく予定です。

【北海道】発達⽀援事業所きっずてらす
児童福祉
取り組み紹介
デザイン利用料を子どもに還元 活動のモチベーションアップにも
「小樽フォント」は発達支援事業所きっずてらすを利用する発達障害の子どもたちとデザイナーとの共創アートワークです。済生会職員の手元に渡った2025年の済生会手帳にも「せいがいは」というデザインが採用されています。
このプロジェクトでできた作品の利用料の一部が、デザイナーを介して子どもたちへと還元される仕組みになっています。今回は、缶バッジの売り上げやスマホカバーの収益、デザイン利用料の一部から2万1425円が還元されました。
子どもたちには賞状とサーティーワンアイスクリームのシングルチケットをプレゼント。見事デザインが採用された子どもには、別途図書カードも副賞として進呈しました。デザイナーからも、自分たちのデザインを入れたフォトフレームをサプライズとしていただきました。
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