済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

宮崎県済生会支部

【宮崎県】宮崎県済生会支部
支部・本部 取り組み紹介 イベント実施報告
職場見学・体験でワクワク楽しい学童に

 8月13~15日のお盆期間中、宮崎県済生会支部初の取り組みとして、職員向けの学童保育を〈宮崎〉日向病院内に開設しました。
 子どもの預け先がない職員からの相談がきっかけで、仕事を休まず安心して子どもを預けられる環境を整備したいという思いから企画が立ち上がりました。各部署でプロジェクトを結成し、子どもも職員もワクワクするような学童にしようと試行錯誤しながら準備しました。
 期間中は毎日見学・体験活動を実施。手術室では術衣を着用し、実際に手術で使用する器具に触れ、術者の気分に。薬局ではラムネ菓子を薬に見立てて調剤を体験するなど、各部署で病院内の仕事について楽しく学べるよう工夫しました。
 延べ21人の小学生が参加。院内は子どもたちの元気な声に包まれ、明るく和やかな3日間となりました。

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 〈愛媛〉松山乳児保育園は、水・砂・土・木・石・動植物などの自然素材を使って遊ぶことを大切にしています。特に土との遊びは、つかむ、ちぎる、たたく、固めるなど、こねたり丸めたりする過程で手先の器用さが自然に育まれ、つかむ力や微細な動きも発達していきます。
 8月4日には土遊びに興味のある2歳児22人が全員参加。そのうちの1人が土山から泥場に向かって滑り始めると、後に続けとばかりに次々に滑り始めます。また、足に塗り始めると真似をし、その中で顔を見合わせてどんどん塗っていきます。土に水を混ぜると軟らかくなり、手に塗った土が乾くと硬くなり、剝げる。そうした変化にも子どもたちは気付いています。
 全身で遊んだ後は、シャワーでさっぱりして気持ちよく過ごし、夏ならではの遊びを十分に楽しんでいます。

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 7月30日、〈山形〉養護(盲)老人ホーム山静寿2階のなでしこ集会所で「のど自慢大会」を開催し、12人の入所者さんが熱唱を披露しました。
 歌うことはストレス解消や脳の活性化につながるといわれています。また、歌うことが大好きという入所者さんも多いことから、このイベントを企画しました。
 事前に参加者から歌いたい曲を聞き取りし、当日はくじ引きで歌う順を決定。歌いながら振り付けをするなど、参加者自身が盛り上げてくれて会場は一体感に包まれました。聞いている方も、知っている曲を口ずさんでいて楽しそうでした。
 「楽しく参加できた」と話す参加者がいる一方で「昔より声が出なく、歌えなくなった」という声も。それだけに、歌声を披露する機会は貴重であると感じていただけたのではないかと思います。

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特別養護老人ホーム なでしこ香川

【香川県】特別養護老人ホーム なでしこ香川
高齢者福祉 イベント実施報告
小学校児童との交流が笑顔と活力の源に

 6月12日、近隣にある多肥小学校の4年生が、入居者さんとデイサービス利用者さんとの交流学習のために来所しました。
 この交流学習には4年生約210人が参加し、3回に分かれて実施。「今日会えることを楽しみにしていました」との挨拶後に、児童が丹精込めて育てた鉢植えの花をプレゼント。そしてソーラン節のパワフルな演舞披露の後は、交流の時間です。
 児童は「好きな色は?」「昔やっていた遊びは?」「この辺りの昔の様子は?」などと質問。交流の会話の中には職員も知らなかった利用者さんの新たな一面も見られました。
 コロナ禍で途絶えていた交流が昨年から再開され、また再開を熱望された先生がいると聞き、感謝しています。元気いっぱいの子どもたちとの触れ合いで、皆さんもいつも以上の笑顔と活力をもらいました。

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鹿児島病院

【鹿児島県】鹿児島病院
病院・診療所 イベント実施報告
小学生の遠泳大会に救護班として同行

 8月2日、鹿児島病院近くの松原小学校の水泳同好会が主催する錦江湾(鹿児島湾)横断遠泳に、久保園高明院長と山田愛生看護師が救護班として同行しました。当初は7月31日の実施予定でしたが、カムチャツカ半島地震による津波警報・注意報を受け2日間延期。緊張感の中での支援となりました。
 桜島小池海岸から対岸の磯海水浴場までの4.2キロメートルのコースに、4~6年生37人と同好会のOB・OG21人が参加。地元漁協の船など11隻に父兄らが分乗し、子どもたちを見守りました。
 久保園院長と山田看護師は遠泳開始直前に参加者の健康診断を実施した後、救護船で随伴し、不慮の事態に備えました。
 参加者全員が完泳し、磯で出迎えた父兄からは感動の涙も。無事救護班としての任務を果たしました。

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泉尾特別養護老人ホーム 第二大正園

【大阪府】泉尾特別養護老人ホーム 第二大正園
高齢者福祉 イベント実施報告
「学生とともに楽しむ 夢プロ」ビアガーデン

 6月20日、大阪保健福祉専門学校の学生15人が「夢を叶えるプロジェクト」(通称「夢プロ」)の一環として、地域交流センターでビアガーデンを開催してくれました。〈大阪〉泉尾特養第二大正園3階・4階の入居者さん25人が参加し、学生や職員15人と一緒に夏のひとときを楽しみました。
 射的やフルーツポンチ、いなり寿司、フランクフルト、焼きそばなど屋台風の出店が並び、お祭りの雰囲気を味わえる内容に。学生たちが事前準備から当日まで、心を込めて取り組んでくれていたのが印象的でした。
 「夢プロ」を通して、学生と入居者さん、職員が心を通わせ、笑顔と感動に包まれたかけがえのない夏の思い出となりました。

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静岡県済生会支部

【静岡県】静岡県済生会支部
支部・本部 イベント実施報告
開所20周年記念行事で腹話術やギター演奏も

 6月23~27日、静岡県済生会が運営する静岡市心身障害者ケアセンター内で開所20周年記念行事を開催し、5日間で延べ119人の利用者さんが参加しました。20周年の節目に例年とはひと味違う催しを、ということで企画されました。
 記念行事では、地域ボランティアの皆さんが日替わりで来所。「夢一座」4人による南京玉すだれや腹話術、「クラシックギターアンサンブルMIX」4人のギター演奏、増田ふみ子さんのバルーンアートが披露され、大いに盛り上がりました。参加した利用者さんからは「どの演目もなかなか近くで見る、聞く機会がないのでとてもよかった」という声がいくつも聞かれました。
 20周年という節目を機に、今後も地域とのつながりを大切にして、自立支援事業所としてさらに発展していきたいと考えています。

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佐久市特別養護老人ホーム シルバーランドみつい

【長野県】佐久市特別養護老人ホーム シルバーランドみつい
高齢者福祉 イベント実施報告
鈴太鼓の演奏と懐かしいハーモニカの音色

 5月20日、普段地元公民館で活動している「荒家姫だいこ」グループが〈長野〉佐久市特養シルバーランドみついを訪れ、鈴太鼓とハーモニカを演奏会を実施しました。
 長さ30センチほどの筒に鈴を取り付けた銭太鼓に似た形の鈴太鼓で「まりと殿様」や「ああ人生涙あり」などの曲を演奏し、アンコールでは「青春時代」を奏でました。
 演奏の合間に、メンバーの佐藤新一さんがハーモニカの演奏を披露し、「茶摘み」や「ふるさと」などを参加者と一緒に口ずさみました。また、利用者の皆さんも鈴太鼓の演奏を楽しむ場面や、演奏者と会話を楽しむ利用者さんも見られ、「にぎやかで、衣装もきれいだった」という感想が寄せられました。

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はやぶさ保育園

【山形県】はやぶさ保育園
児童福祉 イベント実施報告
楽しかった遊ボール

 5月15日、山形県ソフトボール協会のご厚意で、5歳児クラス23人と4歳児クラス22人で「遊(あそ)ボール」を体験しました。
 日本女子ソフトボールリーグのVONDS市原と平林金属の皆さんが来園し、子どもたちと一緒にソフトボールに触れながら楽しみました。タオルにボールを乗せてリレーを楽しんだり、柔らかいバットでボールを打ちました。最後に選手からサインボールをもらい、大切そうに手にしていました。
 翌日には、両チームの試合を5歳児クラスで観戦。子どもたちは目を輝かせ、大きな声援を送りました。
 子どもたちの中には、今回の体験でソフトボールに興味を持ち、休日に保護者と試合観戦に行った園児も。それほど子どもたちの印象に残る体験となりました。

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 〈愛媛〉小田特養緑風荘の3大イベントの一つ、新緑祭が5月24日に開催されました。コロナ禍でずっと外部からの受け入れができていなかったのですが、今年は5年ぶりに外部の人を招待することができました。
 今回は内子高校郷土芸能部の皆さんに、踊りや太鼓の演奏を披露してもらいました。高校生の太鼓のリズムに乗って手拍子をする人、うれしさのあまり涙を流しながら演奏に聞き入っていた人もいました。
 演奏の後、利用者さんは実際に太鼓をたたかせてもらい、高校生に「上手ですね」と声を掛けられると満面の笑みを浮かべていました。利用者さんのいつも以上にうれしそうにしている姿を見ることができ、楽しい新緑祭となりました。

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