済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

瀬戸内海巡回診療事業推進事務所

【岡山県】瀬戸内海巡回診療事業推進事務所
その他 受賞・表彰
長年の活動が評価され済生丸が特別賞を受賞

 瀬戸内海巡回診療船「済生丸」は7月24日、山縣勝見賞特別賞を受賞し、表彰式に森本尚俊所長が出席しました。この賞は一般財団法人山縣記念財団により創設され、海運を中心とする海事交通文化の研究や普及発展に貢献した人を表彰しています。
 済生丸の累計活動実績は、1962年12月から2024年3月まで、診療島嶼(とうしょ)延べ数1万3249島、受診延べ人員62万7441人。地域への貢献や海事交通文化を体現し、長期にわたり社会に貢献したとして特別賞に選出されました。
 受賞に際して森本所長は「瀬戸内海巡回診療という地域に根差した取り組みに光を当てていただき、大変光栄に思います。これを励みに、島民が安心して暮らせるように医療を届け続けたいと思います」とコメントしました。

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全国済生会ロボット支援手術研究会 その他 取り組み紹介 イベント実施報告 第1回研究会に22施設・62人が参加

 1月18日、東京都内で全国済生会ロボット支援手術研究会を開催しました。今回が1回目で「医療改善と病院経営事例報告」「各病院での取り組みの情報共有」を目的に、22施設から医師・看護師など62人が一堂に会しました。
 横浜市東部病院の三角隆彦院長、滋賀県病院の三木恒治院長の挨拶に始まり、研究会主旨説明を会代表の石田勝・横浜市東部病院ロボット手術センター長・泌尿器科部長が行ないました。
 Executiveセッションでは病院経営とロボット支援手術導入に関わる演題を二つ、同様にExecutive Surgeonセッションではロボット支援手術のスタンダード化と臨床改善によるトータルコストケアの2演題を発表。また、後半ではDa Vinci最新機種SPを使用した事例紹介や手術室看護師による発表がありました。

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岡山済生会看護専門学校

【岡山県】岡山済生会看護専門学校
その他 イベント実施報告
協同学習を通して多職種連携を学ぶ

 12月11日、本校の看護学生3年生と他校の歯科衛生学生の3年生が今年度初めての協同学習を行ないました。
 「麻痺・嚥下障害のある高齢者」というテーマに基づき、まず看護学生は歯科衛生学生にバイタルサインの観察技術を、歯科衛生学生は看護学生に口腔ケア技術を指導する相互指導の演習を実施。次に「互いの専門性をどのように感じたか」「職種間の連携についてどのように考えるか」をテーマにグループ討議を行ないました。
 終了後、学生たちからは「互いの専門性を共有し多職種と連携することの大切さを感じた」「それぞれの得意分野を生かして連携することで患者のより良い生活をサポートできると感じた」といった声があり、多くの学びがあったようです。4月からの専門職としての活躍が楽しみです。

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