今年3月から〈福岡〉飯塚病院の「総合診療医の派遣プロジェクト」として同院総合診療科の鵜木友都医師が〈福岡〉飯塚嘉穂病院に派遣されています。両院間の患者さんのやり取りを円滑にし、同院の平均在院日数短縮や済生会病院の病床稼働率向上が目的です。
 鵜木医師は内科系疾患の入院診療を主に担当しつつ、地域医療連携課等と連携して転院調整の効率化に取り組んでいます。その結果、飯塚病院からの患者さんの転院相談から受け入れ可能日返答までの所要日数、転院完了までの平均日数が大幅に短縮。また、これまで受け入れが困難とされていた患者層についても、鵜木医師の判断で積極的に受け入れられるようになりました。
 転院患者数も3~4倍に増加しており、患者さんにとってより最適な医療提供体制の構築につながると考えています。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
 8月8日に「将来南河内地区で働くことを目指すあなたへ」と題して、インターンシップを開催しました。南河内地区の人口減少と医療職の人材不足を解消すべく、同地区在住の医療系学生、将来同地区で働くことを目指す医療系学生を対象に企画。それぞれ養成校に通う、看護師12人、臨床工学技士1人、放射線技師2人、臨床検査技師4人の計19人が参加しました。
 〈大阪〉富田林病院職員と同じユニホームを着用し、実際の臨床現場を経験してもらいました。参加者からは「病室で患者さんと話すなど良い経験ができた」「救急外来で体験した心電図やストレッチャーの操作が印象に残った」「手術室で手袋をつけるのが難しかった。ガウンは2人で協力して着るということも知れて、とても良い経験になった」との感想が寄せられました。
 〈福岡〉二日市病院は、株式会社オプティムが提供する病院向けオンプレミス生成AI搭載サービス「OPTIM AI ホスピタル」を導入。昨年12月からのテスト運用を経て、5月15日に正式稼働を開始しました。
 これまで当院では、看護サマリーや診療情報提供書の作成に多くの時間が割かれ、医師や看護師が本来の診療・ケア業務に専念できないことが課題となっていました。
 「OPTIM AI ホスピタル」を導入した結果、当院では12日以上の入院患者の退院時看護サマリー作成において、その84%を同サービスが支援し、関連業務コストを36%削減することに成功しました 。こうした文書作成業務の効率化により、看護師の作業時間が大幅に短縮され、より質の高い患者ケアに時間を充てることが可能になりました。
 〈鳥取〉境港総合病院では4月7日から5月2日までの約4週間にわたり鳥取大学医学部医学科6年生1人を受け入れ、臨床実習を行ないました。
 実習生の須田大陽さんは、当院の消化器内科医師とペアを組み、外来診察、内視鏡検査、消化器外科手術の見学や担当患者診察などの外来・病棟業務をマンツーマンで学びました。
 実習最終日には当院消化器内科の医師たちを前に、受け持ち患者さんの症例発表を行ないました。須田さんは「終末期治療を行なっている患者さんの診療の場を目にするのは、初めての経験でした。患者さんやご家族とのやりとり、声かけの一つひとつがとても勉強になりました」と話してくれました。
 当院では、7月以降にも実習生4人を受け入れる予定です。これからの地域医療を担う皆さんのことを職員一同応援しています。
 3月29日、和歌山病院講堂で市民公開講座・健康相談会を開催しました。
 当日は会場が早々に満員となり、多目的ホールも椅子を置くスペースがなくなるほど。来場者は158人にのぼり、昨年開催した済生会フェアに続き大盛況の開催となりました。
 今年のテーマは「骨粗鬆症ってどんな病気?」。第一部の市民公開講座では、整形外科・古梅祐医師による「ほんとうは怖い骨粗鬆症」をはじめ、薬剤師の山﨑亮太さん、作業療法士の柏木洋平さん、管理栄養士の土井麻緒さん、診療放射線技師の佐藤英志郎さんが講演しました。
 第二部の健康相談会では各ブースに分かれ、各種健康相談とともに骨密度測定などの健康チェックが行なわれました。
 公開講座後ということもあり、骨密度測定ブースには多くの来場者が順番待ちをしている姿が見られました。
 1月18日、東京都内で全国済生会ロボット支援手術研究会を開催しました。今回が1回目で「医療改善と病院経営事例報告」「各病院での取り組みの情報共有」を目的に、22施設から医師・看護師など62人が一堂に会しました。
 横浜市東部病院の三角隆彦院長、滋賀県病院の三木恒治院長の挨拶に始まり、研究会主旨説明を会代表の石田勝・横浜市東部病院ロボット手術センター長・泌尿器科部長が行ないました。
 Executiveセッションでは病院経営とロボット支援手術導入に関わる演題を二つ、同様にExecutive Surgeonセッションではロボット支援手術のスタンダード化と臨床改善によるトータルコストケアの2演題を発表。また、後半ではDa Vinci最新機種SPを使用した事例紹介や手術室看護師による発表がありました。
 12月8日、鳥取市内にある鳥取県更生保護給産会でインフルエンザワクチンの訪問接種を実施しました。
 同施設は刑務所から出所して帰るところがない元受刑者を一時的に保護し、社会復帰を支援しています。インフルエンザ予防接種の費用捻出が難しく、近隣で協力を依頼できる医療機関がないため、100キロ以上離れた当院に相談が寄せられました。
 当日は、地域医療総合支援センター・岡野淳一センター長、医療連携課・船本幸秀課長(MSW)、阿部直子副看護師長が現地へ。体調不良の1人を除く入寮者13人の予防接種を無事終えることができました。
 施設からは「近隣の医療機関との連携が図れず、医療の空白地となっていた。今回、支援を受けることができて大変助かった」との感謝の言葉をいただきました。
 12月1日に「第29回加須こいのぼりマラソン大会」が行なわれ、当院から32人が参加しました。今大会は全国ランニング大会100選にも選ばれる、加須市の冬の風物詩。今年は3900人のランナーが市内を駆け抜けました。
 当院からは、メディカルランナー(コースを走りながらレース中に健康上の問題に遭遇した場合に救護活動を行なうボランティア)として医師11人・看護師17人、一般ランナーとして4人がおそろいのTシャツを着用し、3キロ・5キロ・10キロに参加しました。
 天気にも恵まれ絶好のマラソン日和となり、沿道からの声援も大変心強く、メディカルランナーの励みになったようです。また、大きな怪我や急病人などもなく、無事に大会は終了しました。
 11月6~29日の約1カ月間、医師研修の支援の一環でベトナム・ダナンがん病院からチャン・ホン・フック肝胆膵外科医師とチュオン・ゴック・タン放射線治療医師の2人を受け入れました。
 ダナンがん病院と済生会は2015年に「ヘルスケア連携事業に関する包括覚書」を締結。以降、医師の派遣・研修が続けられ、コロナ禍による中断を経て、今年度から研修を再開しました。
 当院医師の指導のもと、手術や検査等の見学を中心に放射線治療や肝胆膵外科治療など専門的なスキルを学びました。2人とも「ここで得た知識や経験をベトナムの病院でも生かしていきたい」と意欲的でした。
 福井県の観光名所や日本の文化についても体験。また、11月18日には福井県副知事にも表敬訪問し、研修内容の報告等をしました。
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