〈茨城〉水戸済生会総合病院職員の子どもたちが通うなでしこ保育園では、10月31日にハロウィーンパーティーを開催し、20人の園児が参加しました。
0歳児クラスは保育士と一緒に作った「はらぺこあおむし」のちょうちょに、1歳児クラスは親子で作った「モンスターズインク」のマイクに、2歳児クラスは自分でトッピングをしてアイスクリームに変身! それぞれ素敵(すてき)な衣装を着て、皆楽しそうにハロウィーンのお話に聞き入っていました。
その後、子どもたちは「トリック・オア・トリート」の合言葉で、魔女姿の保育士からお菓子をもらい、一緒においしいお菓子をたくさん食べました。皆とてもかわいくて、保育士にとっても笑顔がいっぱいあふれる楽しい時間になりました。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
10月19日、東沢コミュニティセンターで東沢まつり・文化祭が行なわれ、約1500人が来場しました。〈山形〉特養愛日荘は利用者・職員の作品展示と、済生会愛らんど地域包括支援センターによる健康相談コーナーで参加しました。
余暇活動や俳句クラブで作った作品、毎年リメイクしているかかしなど約40点を展示しました。作品を配置してみるとなかなか賑(にぎ)やかな出来栄えです。
健康相談コーナーでは、血管年齢・血圧測定、健康相談を実施し、約130人が訪れました。血圧について気にしていた方が多く、地域住民の方々の健康増進に努めました。
また、当日は子ども神輿(みこし)が駐車場を練り歩き、見に来た利用者さんは「わっしょい! わっしょい!」と掛け声を出して楽しんでいました。子どもたちの元気な様子に利用者さんの笑顔がこぼれる一面が見られました。
10月18日、平塚商工会議所主催の「ひらつか産業FES」が平塚市見附台公園で開催され、湘南平塚病院は企業紹介ブースとして初出展しました。例年約1万人が訪れる盛況な催しです。
ブースではA3用紙16枚分の手作り大型パネルを展示し、健診センターの魅力を分かりやすく発信。親子連れの来場者も多く、子どもにはスーパーボールやシールなどのくじをプレゼントし、その間に保護者の方へパンフレット配布や人間ドックの案内を行ないました。
予想以上の反響によりパンフレットが足りなくなり、追加補充を行なうハプニングも。約200人がブースを訪れ、「人間ドックが気になっていた。後日連絡します」など、受診希望につながる反応もありました。
スタッフ同士や他事業所との交流も盛んで、地域のつながりを感じられる一日となりました。
【静岡県】児童養護施設 川奈臨海学園
児童福祉
年中行事
地域に見守られ 健やかな成長を願う
11月4日、七五三のお祝いを行ないました。
7歳の女の子は慣れない化粧に思わず目をぎゅっとつむってしまったり、おしゃべり好きなのに着物を着た途端に静かになったりと微(ほほ)笑ましい場面も。清楚な着物姿で施設内を回ると皆から「かわいいね」と声をかけられ、笑顔があふれました。また、3歳の女の子と男の子もそれぞれドレスとスーツに身を包み、お祝いに参加。小さなフォーマル姿がとても愛らしく、場の雰囲気をさらに華やかにしてくれました。
その後は地元・川奈の三島神社のお参りへ。道中、地域の方々からもお祝いの言葉をいただき、改めて多くの人に見守られながら生活していることを実感しました。
いつかこの温かさに気づき、感謝の気持ちを持てる人に育ってくれたら――そんな願いを込めた、素敵(すてき)な七五三の一日でした。
9月26日、〈奈良〉中和病院の院内保育所「キッズランドひまわり」の子どもたち9人が敬老の日のプレゼントを持って、併設の〈奈良〉老健シルバーケアまほろばを訪問しました。
「ようこそ! 来てくれてありがとう!」と出迎えてくれた利用者さん2人にハイタッチをして元気にあいさつ。子どもたちから、手形を使って描いた「となりのトトロ」や、足形を使って描いた「ネコバス」の作品を利用者さんへプレゼントしました。
作品を受け取った利用者さんは「かわいいね、元気が出たよ!」「わあ! ありがとう」とピースをして喜びを表現。子どもたちは少し照れながらもうれしそうな表情を見せていました。
世代を超えた心温まる敬老の日の思い出となりました。
香川県済生会病院小児科・川口幸穂医師、香川大学教育学部准教授・小西行彦医師、長期入院児とその家族を支援するNPO法人「未来ISSEY」代表理事・吉田ゆかりさんにより結成された「WonderMeta(ワンダーメタ)」が始動しました。
このプロジェクトは、子どもたちが自由にアート作品を制作し、メタバース上の美術館で展示することを目的としたもの。特に小児慢性特定疾病を抱える子どもに焦点を当て、孤立せずに病室や自宅からも創作・交流可能な「ワンダーメタ美術館」を開設しました。
9月28日、高松市丸亀町壱番街前ドーム広場でリアル展示会を開催し、約1000人が来場。病気と向き合う子どもたちが自由な形で「空想のいきもの」を表現した原画約60点が並び、公式アンバサダーの岸谷蘭丸さんが子どもたちを応援しました。
現在ワンダーメタでは第2回メタバース美術館に向けて、クラウドファンディング(CF)を11月23日まで実施中。今後もワンダーメタの活動を応援していきたいと思います。
「私たちの役割は、子どもと児童相談所をつなぐ“橋渡し”です」。そう話すのは、〈埼玉〉川口総合病院に併設する〈埼玉〉川口乳児院の里親支援専門相談員、横山恭子さん。乳幼児の“声にならない思い”をくみ取り、代弁することが大切だといいます。
「里親制度は“子どものため”の制度。だからこそ、心理士や相談員などの専門チームが一体となり、子どもにとって最善の環境を見極めています。親子の関係は時間をかけて育つもの。焦らず、そっと背中を押す存在でありたい」と横山さん。里親さんと子どもを招いて毎年開く交流会で、子どもたちが自然と里親さんに甘える姿を見たとき、“ああ、親子になったんだな”と胸がいっぱいになるそうです。
川口乳児院では12月12日まで、建て替えのためクラウドファンディング(CF)に挑戦中。この挑戦をぜひ応援してください。
9月23日、後日給食で振る舞われる山形の秋の味覚「芋煮」に使用するため、4歳児23人が里芋掘りを行ないました。
園児たちはバスに乗って、ワクワクした様子で出発。畑に着くと収穫の仕方をしっかり聞いて、親芋から一つひとつ丁寧に子芋を取りました。
25日には、2歳児15人がこんにゃくちぎり、1歳児15人がしめじほぐしをお手伝い。こんにゃくに触れると「冷たい!」「ヘビみたい!」と笑顔に。コツをつかむと指先に力を入れながら上手に小さくちぎっていきます。しめじは、集中して一つひとつ丁寧にほぐしていました。
そして迎えた給食の時間、芋煮の中から里芋やこんにゃく、しめじを見つけると「見つけたよ!」とうれしそうに頬張る園児たち。芋煮作りに参加したことで、よりおいしく楽しく食べることができました。
5月26日、小樽市内で初となるフリースクールを開設しました。不登校児童は全国的に増加傾向にあり、その傾向は小樽市でも同様となっています。そこで、学校と家庭に次ぐ“第3の居場所づくり”として、また不登校による学習の遅れを取り戻すための学習支援の場としてフリースクールを開設しました。
スタッフには令和7年2月に定年退職した元高校教諭の小嶋仁章さんを採用。平日10時~17時を基本として生徒が来たい日を事前に調整の上、一人ひとりのニーズに合わせた個別指導を行なっています。
入会金や授業料を無料にしていることもあり、定員が6人のところを開設3カ月で3人が入校。見学の問合わせも多くいただいています。不登校児支援に対するニーズの高さを感じており、今後さらに拡大していくことを検討しています。
8月13~15日のお盆期間中、宮崎県済生会支部初の取り組みとして、職員向けの学童保育を〈宮崎〉日向病院内に開設しました。
子どもの預け先がない職員からの相談がきっかけで、仕事を休まず安心して子どもを預けられる環境を整備したいという思いから企画が立ち上がりました。各部署でプロジェクトを結成し、子どもも職員もワクワクするような学童にしようと試行錯誤しながら準備しました。
期間中は毎日見学・体験活動を実施。手術室では術衣を着用し、実際に手術で使用する器具に触れ、術者の気分に。薬局ではラムネ菓子を薬に見立てて調剤を体験するなど、各部署で病院内の仕事について楽しく学べるよう工夫しました。
延べ21人の小学生が参加。院内は子どもたちの元気な声に包まれ、明るく和やかな3日間となりました。
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