社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

 年長児が2人1組となり、3歳未満児クラスで一日一緒に過ごすイベントが1月20日から始まりました。
 「今日の手伝いたいは誰?」と朝から子どもたちが確認し合い、エプロンを身に着けて小さいクラスへと向かいます。そして一緒に遊び、身の回りのお手伝いをします。年長児は戸惑いながらも優しい気持ちで関わり、「トントンしたら寝てくれた」「つないだ手が小さかった」など思いやりのあるつぶやきが聞かれました。
 小さい子は年上のお兄さん・お姉さんを見て、真似をしながらおもちゃの使い方や遊び方、着替えや手洗いなどの生活習慣まで自然と学ぶことができます。
 このような異年齢の関わりを大切にしながら、社会性の発達や好奇心へとつなげていきたいと思います。

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北海道済生会支部

【北海道】北海道済生会支部
児童福祉 取り組み紹介
デザイン利用料を子どもに還元 活動のモチベーションアップにも

 「小樽フォント」は発達支援事業所きっずてらすを利用する発達障害の子どもたちとデザイナーとの共創アートワークです。済生会職員の手元に渡った2025年の済生会手帳にも「せいがいは」というデザインが採用されています。
 このプロジェクトでできた作品の利用料の一部が、デザイナーを介して子どもたちへと還元される仕組みになっています。今回は、缶バッジの売り上げやスマホカバーの収益、デザイン利用料の一部から2万1425円が還元されました。
 子どもたちには賞状とサーティーワンアイスクリームのシングルチケットをプレゼント。見事デザインが採用された子どもには、別途図書カードも副賞として進呈しました。デザイナーからも、自分たちのデザインを入れたフォトフレームをサプライズとしていただきました。

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川口乳児院

【埼玉県】川口乳児院
児童福祉 イベント実施報告 年中行事
着物姿で七五三の参拝

 11月19日、幼児クラスの3歳児3人が担当保育者と一緒に近くの神社に七五三のお参りへ出掛け、健やかな成長を願いました。
 一人ひとりが保育者から参拝の方法を教わり、手をたたいたりお辞儀をしたりと、真剣な表情で参拝しました。また、3人で頭を寄せ合い、少し開いた拝殿の扉から「何があるの?」と中をのぞく姿は大変微笑ましい光景でした。
 一人ずつの記念撮影では皆緊張の面持ちでしたが、3人で並ぶとポーズを取ったりおどけてみせたりと、普段通りの様子を見せていました。
 当日は、寄付でいただいた衣装を着て参拝した子どもたち。特別な一日をさらに特別なものにしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

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小樽病院

【北海道】小樽病院
病院・診療所 児童福祉 イベント実施報告
コロッケ作りでおいしい思い出

 11月21日、院内保育所なでしこキッズクラブの子どもたちが、保育園留学で訪れた子との思い出づくりに、一緒にコロッケ作りにチャレンジしました。
 北海道済生会では、小樽市が全国で唯一実施する発達支援に特化した保育園留学を、発達支援事業所きっずてらす、なでしこキッズクラブで受け入れています。
 子どもたち12人は保育士が作っておいたタネにパン粉をまぶし、バターをひいたホットプレートに次々載せると、室内は香ばしい匂いに包まれました。
 コロッケが出来上がり、待ちかねた子どもたちが一口食べるとすぐ「おいしい!」の歓声が次々。あっという間に平らげ「おかわり!」も続出しました。園内には“おいしい笑顔”がいつまでもあふれていました。

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静岡済生会総合病院

【静岡県】静岡済生会総合病院
病院・診療所 取り組み紹介
赤ちゃんとママの命を守るグレードAシミュレーション

 10月24日、分娩室とオペ室で3回目となるグレードA(超緊急帝王切開)のシミュレーションを行ないました。グレードAとは、母体もしくは胎児またはその両方が非常に危険な状態にあるため、30分以内に胎児を娩出しなければならない状態をいいます。
 今回は実際の症例をもとに、平日夜勤帯を想定して実施。周産期センターとオペ室のスタッフ、産婦人科医、小児科医、麻酔科医など23人が参加しました。また、各部署の職員が多数集まり、その様子を見学しました。
 シミュレーション後の振り返りでは、前回より良かった点や、どうすればよりスムーズに動けるかについて意見を出し合いました。担当したスタッフは「急変時に安全・迅速に行動できるよう今後も続けていきたい」と話しました。

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