済生会topics WEB

全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。

 〈愛媛〉松山乳児保育園は、水・砂・土・木・石・動植物などの自然素材を使って遊ぶことを大切にしています。特に土との遊びは、つかむ、ちぎる、たたく、固めるなど、こねたり丸めたりする過程で手先の器用さが自然に育まれ、つかむ力や微細な動きも発達していきます。
 8月4日には土遊びに興味のある2歳児22人が全員参加。そのうちの1人が土山から泥場に向かって滑り始めると、後に続けとばかりに次々に滑り始めます。また、足に塗り始めると真似をし、その中で顔を見合わせてどんどん塗っていきます。土に水を混ぜると軟らかくなり、手に塗った土が乾くと硬くなり、剝げる。そうした変化にも子どもたちは気付いています。
 全身で遊んだ後は、シャワーでさっぱりして気持ちよく過ごし、夏ならではの遊びを十分に楽しんでいます。

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はやぶさ保育園

【山形県】はやぶさ保育園
児童福祉 イベント実施報告
楽しかった遊ボール

 5月15日、山形県ソフトボール協会のご厚意で、5歳児クラス23人と4歳児クラス22人で「遊(あそ)ボール」を体験しました。
 日本女子ソフトボールリーグのVONDS市原と平林金属の皆さんが来園し、子どもたちと一緒にソフトボールに触れながら楽しみました。タオルにボールを乗せてリレーを楽しんだり、柔らかいバットでボールを打ちました。最後に選手からサインボールをもらい、大切そうに手にしていました。
 翌日には、両チームの試合を5歳児クラスで観戦。子どもたちは目を輝かせ、大きな声援を送りました。
 子どもたちの中には、今回の体験でソフトボールに興味を持ち、休日に保護者と試合観戦に行った園児も。それほど子どもたちの印象に残る体験となりました。

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 4月7日に〈富山〉幼保連携型認定こども園なでしこ保育園の年長児・年中児合計45人で富岩運河環水公園にお花見散歩に出かけました。
 公園に到着すると運河沿いの桜並木は満開! 子どもたちからは「きれい!」「桜いっぱい!」などの声が上がり、目を輝かせてお花見を楽しんでいました。遊覧船にも遭遇し「おーい!」「やっほー!」と手を振ったり、公園のシンボルである運河にかかる橋からは、公園全体とともに立山連峰も眺めることができ、春の自然や景色を体いっぱいに感じることができました。
 最後には、広場でお友だちと走り回ったり、転がったり、桜の花をじっくりと観察したり……。“見て、感じて、遊んで”盛りだくさんのお花見散歩に「楽しかった!」との声が聞かれ、大満足の子どもたちでした。

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長野保育園

【長野県】長野保育園
児童福祉 イベント実施報告
てつだいたい!

 年長児が2人1組となり、3歳未満児クラスで一日一緒に過ごすイベントが1月20日から始まりました。
 「今日の手伝いたいは誰?」と朝から子どもたちが確認し合い、エプロンを身に着けて小さいクラスへと向かいます。そして一緒に遊び、身の回りのお手伝いをします。年長児は戸惑いながらも優しい気持ちで関わり、「トントンしたら寝てくれた」「つないだ手が小さかった」など思いやりのあるつぶやきが聞かれました。
 小さい子は年上のお兄さん・お姉さんを見て、真似をしながらおもちゃの使い方や遊び方、着替えや手洗いなどの生活習慣まで自然と学ぶことができます。
 このような異年齢の関わりを大切にしながら、社会性の発達や好奇心へとつなげていきたいと思います。

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小樽病院

【北海道】小樽病院
病院・診療所 児童福祉 イベント実施報告
コロッケ作りでおいしい思い出

 11月21日、院内保育所なでしこキッズクラブの子どもたちが、保育園留学で訪れた子との思い出づくりに、一緒にコロッケ作りにチャレンジしました。
 北海道済生会では、小樽市が全国で唯一実施する発達支援に特化した保育園留学を、発達支援事業所きっずてらす、なでしこキッズクラブで受け入れています。
 子どもたち12人は保育士が作っておいたタネにパン粉をまぶし、バターをひいたホットプレートに次々載せると、室内は香ばしい匂いに包まれました。
 コロッケが出来上がり、待ちかねた子どもたちが一口食べるとすぐ「おいしい!」の歓声が次々。あっという間に平らげ「おかわり!」も続出しました。園内には“おいしい笑顔”がいつまでもあふれていました。

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