2026.08.03

里中 将道 さん

里中 将道 さん

1994年生まれ、大阪府出身。2019年、KYOTO SAMURAI BOYSのteam桔梗リーダーとしてステージデビュー。以後、ドラマ「チア☆ダン」、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や、2.5次元舞台『ヒプノシスマイク』『WINDBREAKER』『サイボーグ009』、ミュージカル『ジェイミー』、ストレート舞台『スクールバス』『ワンマク』(劇団ホチキス公演)ほかに出演。2026年6月公開の映画『ぼったくり家族』で映画初主演。続く8月に舞台『龍が如く』出演予定。

24歳で俳優の道へ飛び込み、舞台で鍛えたダイナミックなパフォーマンス力を武器に経験を重ねて、ついに映画初主演を果たした里中将道さん。映像作品ならではのリアルな芝居への向き合い方、「日本のエンターテインメントは世界に通用する」と熱く語る姿は、どこまでもまっすぐ。そんな里中さんが、この先に見つめるものとは?

 映画『ぼったくり家族』で初主演を務めた里中将道さん。もともと映画好きで、「いつか映画作品に携わりたい」と思い続けてきた中で巡ってきた主演オファーは、「驚きと喜びが入り交じる不思議な経験だった」という。

 演じたのは大阪出身の不良青年。自身も大阪で生まれ育ち、「俳優をしていなかったらこうなっていたかもしれない」と、役との共通点を感じながら演じたそう。「過去に人を信じて傷ついた経験もあって、主人公に自然と気持ちを重ねることができました」

 普段は舞台が中心だが、今回の映画出演を通して、舞台と映像作品の違いも改めて実感。「舞台では観客に“魅せる”意識が必要になる一方で、映画では、役としてその場を生きる感覚が大切。目の前の相手に集中して、感情をより繊細に表現できるのが映像の面白さだと感じました」と、芝居への探究心をのぞかせた。

 そして今、挑戦の準備を進めているのは海外だ。実際に欧米諸国を訪れる中で日本文化や日本人へのリスペクトを肌で感じ、「日本の作品は絶対に世界に通じる」と確信を深めたという。

「その目標の先にあるものは?」と聞くと、「たくさん稼いで家族を幸せにしたい。自分だけでなく周囲の人たちを笑顔にしたい」とのストレートな返答が。その思いこそが、彼を突き動かす原動力に違いない。

文:みやじまなおみ 写真:風間直人(機関誌「済生」2026年8月)

映画『ぼったくり家族』

映画『ぼったくり家族』

借金取りに追われる大輔と拓馬は、「暴露系インフルエンサー」として荒稼ぎしようと企むが、逆に半グレの橘兄弟にはめられ、多額の請求と脅迫を受けてしまう。そこに現われた一人の少女。追い詰められた不良コンビと小学生が結託し、偽装誘拐で大金をだまし取ろうと動き出すが・・・・・・。

●監督・脚本:松本了
●出演: 里中将道、佐藤永典、鈴木秀脩、白石望菜、双葉勇、双葉要、井澤勇貴、ひかる一平 ほか
●6月5日(金)から池袋HUMAXシネマズ ほか全国公開中
©2026『ぼったくり家族』製作委員会

里中 将道 さん


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