9月12日、春日丘荘デイサービスセンター(大阪府社会福祉事業団)の管理者兼生活相談員と利用者さん代表が、〈大阪〉茨木病院に千羽鶴を届けてくださいました。70~100歳の利用者さんが15センチ四方の折り紙で「一人でも多くの患者さんに元気になってほしい」と願いを込めて折った折り鶴です。寄贈いただいた折り鶴は小児科をはじめ、各科外来・病棟・病院玄関に飾っています。
春日丘荘デイサービスセンターには折り鶴クラブがあり、折り紙を通じて心身の活性化や社会とのつながりを深め、社会貢献も図っています。同クラブで作成された4000羽の折り鶴は、広島や長崎、児童養護施設、大阪・関西万博への寄贈などに活用されています。万博会場に送ったものは、さまざまな施設の高齢者・認知症の方々が折った折り鶴と一緒に万博会場内の休憩所(折り鶴休憩所)に展示されました。
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済生会について About Saiseikai
済生会は、日本最大の社会福祉法人として、全国40都道府県、
全6万7000人の職員が医療・健康・福祉活動を展開しています。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
〈新潟〉三条病院と新潟県央基幹病院は、医療・看護技術向上を目的として合同で研修を行なっています。10月7日には救急看護・集中ケア研修を当院で開催しました。
当日は県央基幹病院の救急部門看護師を講師に迎え、看護師10人が参加。講義では急変の予兆やアセスメントについて学び、事例をもとに患者情報を整理して医師へ報告する演習を行ないました。
実技では、窒息時の対応や気管内挿管の介助を模型を用いて体験。高齢患者が多い当院では、身につけなければならない重要なスキルの一つです。
参加者からは「救急アセスメントに自信が持てた」「学んだことを現場で生かしたい」といった声が寄せられ、有意義な研修となりました。
〈茨城〉水戸済生会総合病院職員の子どもたちが通うなでしこ保育園では、10月31日にハロウィーンパーティーを開催し、20人の園児が参加しました。
0歳児クラスは保育士と一緒に作った「はらぺこあおむし」のちょうちょに、1歳児クラスは親子で作った「モンスターズインク」のマイクに、2歳児クラスは自分でトッピングをしてアイスクリームに変身! それぞれ素敵(すてき)な衣装を着て、皆楽しそうにハロウィーンのお話に聞き入っていました。
その後、子どもたちは「トリック・オア・トリート」の合言葉で、魔女姿の保育士からお菓子をもらい、一緒においしいお菓子をたくさん食べました。皆とてもかわいくて、保育士にとっても笑顔がいっぱいあふれる楽しい時間になりました。
10月19日に茨城県医師会主催の茨城医学会総会が開催され、生澤義輔院長がシンポジウム「茨城県における最近の医療情勢について~皆保険制度を維持するために~」に参加しました。
生澤院長は発表で、高度急性期を担う公的病院として〈茨城〉水戸済生会病院が救命救急体制の強化や多職種によるチーム医療の充実に取り組んでいることを紹介。その結果、施設基準の加算取得等により収益増になった一方、費用も増加し経営が厳しいこと、皆保険を守るために診療報酬や人財政策の改革が求められることを説明しました。
また、大学病院や地域医師会、保険者の立場からの発表、全体討論での医師の高齢化など直近の課題に対する意見交換、日本医師会・松本吉郎会長による総括意見などもあり、来場者は真剣に聞き入っていました。
10月17日、理学療法士の泉健太郎さんが三重県立明野高等学校で「介護予防に関する運動指導」の出前授業を行ないました。
当日は福祉科介護福祉コースの2年生20人に向け、専門職の視点で介護予防運動の目的、リスク管理、運動方法(ウオーミングアップ、ストレッチ、筋力強化、バランス強化など)について実演を交え講義しました。
高校生からは「体操は目的や注意点などをしっかり理解した上で行なうことが大事。そのことを意識して高齢者の方たちと一緒に体操をしていきたい」との声が上がりました。
高校生の皆さんは今回学んだことを生かし、今後さまざまな機会を通じて地域の高齢者の健康づくりをサポートしていく計画です。
これからも地域の未来を担う高校生たちの成長を応援していきます。
済生会の取り組み Our Efforts
病、老い、障害、境遇……悩むすべてのいのちの虹になりたい。
済生会はそう願って、いのちに寄り添い続けます。
目指すのは、誰も排除されない「まち」 ソーシャルインクルージョンの推進
全国の済生会各施設が取り組む内容を「ソーシャルインクルージョン推進計画」として策定。行政や企業・NPOとも連携し、具体的な事業を通して、誰一人取り残さない「まちづくり」を進めています。

常に患者に寄り添って支える 最新の医療で地域に貢献
済生会は、いのちの面から地域を支えます。最新の医療機器、高度な技術、手厚い看護。超急性期から亜急性期、慢性期・リハビリと段階に合わせて対応し、常に患者の立場に立った医療を提供します。
災害時には地域を越えてスタッフを派遣。救命救急から慢性期、そして生活再建に向けた心のサポートまで、緊急時も段階に合わせた支援活動を展開しています。

施設・設備・人という資源を生かして 医療と福祉を切れ目なく
医療と福祉は密接な関係にあります。済生会は全組織が連携し、施設・設備・人というすべての資源を動員して切れ目のない、シームレスな医療・保健・福祉の総合サービスを提供しています。

寄付のお願い Donation Request
「誰ひとり取り残されず、普通に暮らしていける社会にしたい」
この目標をかかげ、済生会は明治44(1911)年の創立以来、
生活困窮者に寄り添い、医療・福祉活動を続けています。
独り暮らしの高齢者、障害者、刑務所出所者、ホームレス、ひとり親家庭、DV被害者……
こうした人たちの支援は、地味で目立ちませんが、どうしても必要です。
ご寄付というかたちで私たちと一緒に
“いのちの最終ライン”を守る取り組みを進めていただけませんでしょうか。
採用情報 Recruit
あなたも
「なでしこナース」に
済生会で働く看護師・保健師・助産師は全国に約2万3000人。
医療、保健、福祉、さまざまなフィールドで輝く「済生会ナース」のことを、済生会では「なでしこナース」と呼んでいます。
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