社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

第8回済生会生活困窮者問題シンポジウム in Ishikawa

「人が人を支援するということ~当事者主体の支援を考える~」をテーマに「生活困窮者問題シンポジウム」が2019年11月16日、石川県文教会館ホールで開催され、福祉関係者ら約300人が参加しました。
 基調講演の後、金沢市が取り組む市独自の医療費援助制度、地域包括支援センターの地域全体で生活困窮者を見守るネットワークづくり、済生会金沢病院の現場から見た生活困窮者への支援、NPO法人の多重債務者支援や自立準備ホームの運営、子どもたちの自立支援援助ホームの支援をそれぞれ紹介しました。その後、これらを踏まえて登壇者でディスカッションをしました。
 同シンポジウムは、2013年12月に東京で第1回を開催して以来、山形、大阪、新潟、栃木、愛知、山口に続いて今回が8回目です。

○開会挨拶

開会挨拶 済生会理事長 炭谷茂

○基調講演

生活保護問題対策全国会議 幹事
和久井 みちる氏
大学卒業後、障がい者・高齢者等の介護や支援に携わった後、自治体の福祉事務所に勤務し、生活保護問題や路上生活者支援等福祉現場を経験する。途中、DV被害によってうつ病を発症して失職と離婚。3年余り生活保護制度を利用するに至り、生活保護問題に当事者として関わりながら過ごす。現在は回復し、相談・支援の現場で就労中。著書に『生活保護とあたし』(あけび書房2012)

基調講演 「当事者から見える支援」
~生活保護利用体験から生活困窮者支援について考える~
生活保護問題対策全国会議 幹事 和久井 みちる 氏

○シンポジウム

コーディネーター

金沢大学人間社会学域地域創造学類 非常勤講師 馬渡 徳子氏

シンポジスト

金沢市福祉局生活支援課 主査
 三和 直人氏

金沢市地域包括支援センターくらつき 管理者
 池本 明子氏

石川県済生会金沢病院 医療ソーシャルワーカー
 北村友香理氏

NPO法人金沢あすなろ会 理事長
 三井美千子氏

NPO法人シェきらり 理事
 大谷 幸代氏

シンポジウム

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