社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

2013.10.10

第2回生活困窮者問題シンポジウム in Yamagata

現代における大きな課題の一つといわれる生活困窮者問題について考える「シンポジウム」が、平成25年11月16日(土)13:00~17:00、山形市のJA会館で開催されます。昨年の東京に続き、第2回となる今回は、「地方における生活困窮の実態─生活困窮者をどのように支えていくのか─」がテーマです。

地方ゆえに深刻化している困窮があるのではないか、その一方で、地方だからこそできる支援もあるのではないかという観点から、山形済生病院、山形市、山形県社会福祉協議会、更生保護法人から4氏をシンポジストに迎え、それぞれの立場から発表をしていただきます。コーディネーターは、東北公益文科大学の澤邉みさ子准教授(社会福祉コース担当)にお願いし、会場との橋渡しも行っていただく予定です。


山形市の特別養護老人ホーム「愛日荘」は、保護観察中の方のボランティア活動を受け入れ、エアコンの清掃などを担当していただきました

 これに先立ち、東北福祉大学総合福祉学部の阿部裕二教授が「多様化する生活困窮の実態と支援の方向性」と題して基調講演。社会保障や公的扶助をテーマに研究をされており、現代の問題点について分かりやすく解説をしていただきます。

済生会は生活困窮者を医療面から支えるために設立されました。以来102年、今もその精神を法人の根幹に据え、無料低額診療や生活困窮者支援「なでしこプラン」などの事業を展開しています。このシンポジウムは、より広範化・複雑化する現代の困窮問題を多角的にとらえ、本会の事業に資するのが目的です。どうかご一緒にお考えください。多くの皆さんの参加をお待ちしております。問い合わせは山形県済生会事務局(023-682-1131)まで。

山形県済生会常務理事:鈴木 光弘

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