総裁・秋篠宮殿下が初めて済生会施設を御視察
中央病院にて
中央病院附属乳児院にて
秋篠宮殿下が9月10日、東京都港区三田の済生会中央病院を視察されました。殿下は今年4月、済生会の第6代総裁に就任され、多忙な御公務の合間を縫い、初の済生会施設の御視察となりました。
中央病院は、明治天皇が生活困窮者を支援するため済生会を立ち上げられて以降、本会活動の拠点となっている施設です。先進的な医療技術を誇る一方、現在も約60床の「ホームレス病棟」を有し、恵まれない境遇の方々への医療支援を積極的に行っています。
秋篠宮殿下は、豊田章一郎会長らの出迎えを受けられ、高木誠院長の先導で病室やホームレス用の処置室等を御視察。高木院長の説明を受け、スタッフにもどのような患者さんが多いかなど質問をしていらっしゃいました。また殿下は、病院に隣接する同附属乳児院も御視察になりました。韮澤眞理院長の説明に熱心に耳を傾け、乳児室では子どもをお抱きになり笑顔を向けていらっしゃいました。
中央病院は2年後、創立100周年を迎え、新病棟建設や乳児院の建て替えなどが計画されています。
東京都済生会中央病院総務課:山中 一郎