第13回済生会生活困窮者問題シンポジウムin Kagawa
ヤングケアラー問題を考えるをテーマに、第13回済生会生活困窮者問題シンポジウムが5月25日、かがわ国際会議場で開かれ、地域住民、福祉・学校関係者ら約120人が参加しました。
「ヤングケアラーを生まない社会に向けて―予防的ヤングケアラー支援の重要性―」と題して島根大学法文学部法経学科の宮本恭子教授が基調講演。
シンポジウムでは、一井眞比古香川県済生会支部長がコーディネーターを務め、4人のシンポジストから子どもたちを支援する関係機関の連携の重要性、高松市が取り組んでいるヤングケアラー支援、スクールソーシャルワーカーの立場からの支援と課題、時代の変化に伴い学校と地域とのコミュニケーション不足等で今問われていることについて報告が行われました。その後、基調講演の宮本氏も加わり、それぞれの立場からの報告をふまえて見つけ方の課題、支援の工夫や留意点、ヤングケアラーを生まない社会にする予防策等をディスカッションしました。
○開会挨拶
○来賓挨拶
○基調講演
島根大学法文学部 教授 宮本恭子 氏
日本学術会議 連携会員。
一般社団法人ヤングケアラーサロンネットワーク 代表理事。
専門は福祉経済、社会保障。令和2年2月に島根県内の福祉医療専門職とヤングケアラーサロンネットワークを設立し、ヤングケアラーの研究、啓発、支援に取り組んでいる。
基調講演「ヤングケアラーを生まない社会に向けて-予防的ヤングケアラー支援の重要性-」島根大学法文学部 法経学科教授 宮本恭子氏
○シンポジウム
コーディネーター
香川県済生会 支部長
一井 眞比古 氏
シンポジスト
香川県子ども女性相談センター 次長 児童福祉士・公認心理師
藤原 誠 氏
高松市健康福祉局こども女性相談課 課長
藤澤 晴代 氏
香川スクールソーシャルワーカー協会 会長
岡本 久二代 氏
千斗枝グローバル教育研究所 代表
山中 千枝子 氏
○閉会挨拶
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