新型コロナウイルスへの対応が続き、気がつけば季節が半周。感染予防を意識しながらの生活に加え、うだるような夏の暑さが心身にこたえます。きびしい日々を乗り越えるため、この時期にぴったりな夏野菜をふんだんに使った爽やかメニューをご紹介します。
夏野菜は夏の身体にぴったりなんです
「初物七十五日」といわれるように、日本では初物=旬のものはとても健康にいいと考えられてきました。その言葉通り、今が旬の夏野菜はおいしいだけでなく、暑い季節に身体が必要とする栄養素が豊富に含まれています。

彩り豊かなのも夏野菜の特徴
代表的な夏野菜として、ナス、ピーマン、キュウリ、トマトなどが挙げられます。これらの野菜はどれも水分が多くてみずみずしいのが特徴ですが、ナスやキュウリにはカリウムもたっぷり含まれ、汗をかいて失われやすい栄養を補ってくれます。ピーマンは不足しがちなビタミンCが豊富。トマトにはビタミンA・C・Eがバランスよく含まれ、赤い色素の成分「リコピン」が持つ高い抗酸化作用は生活習慣病や老化を予防するといわれています。
キュウリやトマトは、そのまま冷やして食べてもおいしいですね! なお、トマトの栄養分の多くは脂溶性なので、油分と一緒にとることで吸収率が上がります。生食の場合は油を含んだドレッシングなどをかけるとよいでしょう。
そら豆は意外なユーティリティープレーヤー!
春から夏に目にする機会が多くなるのが「そら豆」。シンプルに塩ゆでにして食べるのもおいしいのですが、炒め物や揚げ物にするとまた違った味わいがあります。もちろん、そのまま豪快に網焼きするのもオススメです!

いろいろな食材と相性抜群
済生会ホームページの「こんな日は、このメニュー」では、栄養士の監修によるさまざまなテーマのレシピを公開中。夏バテ気味の人は、ぜひ夏野菜メニューにトライしてみてください。
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