暑さが続くと食が細くなりがちです。でも、熱中症を引き起こす原因の一つは「疲労」。疲れがたまっていると、熱中症になるリスクが高まります。身体にとっては、暑さで疲れているときほど、しっかり栄養を補給して体力をつけることが大切です。どんな食事が疲労回復に効くのか、ご存じですか?
夏バテでも食べやすい食事の一つが、冷たくておいしい「そうめん」。大事なのは、ビタミンB1を含む豚肉などの食材と合わせて食べること。そうめんの糖質がビタミンB1によって、身体の疲労回復に必要なエネルギーになります。
豚しゃぶと香味野菜の梅そうめん
旬を迎えるトマトやキュウリといった夏野菜には、水分やカリウムが多く含まれ、身体を冷ます効果があります。汗で流れて失いやすいビタミンもたっぷり摂れます。
夏野菜のスープカレー
今年は新型コロナウイルスの心配もあるので、ストレス対策や免疫力をつける意味でも、必要な栄養をバランスよく摂りたいですよね。
済生会では管理栄養士監修による「熱中症予防レシピ」をホームページで紹介しています。食欲がなくても食べやすい、栄養満点のレシピです。今年は食事の面からも対策を意識して、元気に夏を乗り切りましょう。