〈静岡〉ワーク春日(就労継続⽀援B型)では、使用しなくなった点字用紙や封筒などを活用してノートやポチ袋を作成し、病院や施設のイベントなどで販売しています。このたび、就労継続支援B型の活動にご理解をいただいている2店で、作品を置いてもらえることになりました。
お茶カフェ「侘助」からは「点字用紙を前面に出してほしい」との要望があり、表にお店のロゴのスタンプを押し、オリジナル商品として企画。また、美容院「hair&spa hana」は店名にちなんで「花柄で作ってほしい」とのことで、かわいい花柄の布や紙を使用して制作しました。
カフェでは6月末、美容院では7月上旬から販売開始。点字を見たことがない方に、手に取って見ていただく機会を得ることができました。
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済生会について About Saiseikai
済生会は、日本最大の社会福祉法人として、全国40都道府県、
全6万7000人の職員が医療・健康・福祉活動を展開しています。
済生会topics WEB
全国の済生会から、さまざまな活動や職員・利用者さんなどのひとこまを発信します。
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【静岡県】ワーク春日(就労継続⽀援B型)
障害者福祉
取り組み紹介
点字用紙を活用した作品をカフェ等で販売

【山口県】山口市中央地域包括支援センター
高齢者福祉
取り組み紹介
メディア出演、掲載・寄稿
生活再建に向けた協働支援 ふくまる相談室が新聞で紹介されました
山口市からの受託事業「まちの福祉相談室(通称、ふくまる相談室)」の活動が、7月11日付の朝日新聞で紹介されました。
今回取材を受けたのは、相談員の岡村僚太さんです。記事では、A刑務所から事前に相談のあったBさんへの支援について取り上げられました。Bさんは家族とも疎遠になり、将来への不安から窃盗を繰り返すなどの問題を抱え、住まいにはごみを溜め込んでしまうなど、複雑な課題を抱えていました。
こうした状況を受けて、通常の支援の枠組みだけでは解決が難しいと判断。済生会地域包括ケア連携士も支援に加わり、生活再建に向けた協働支援を行なっています。
記事は、参議院選挙を前に「地域の声」に焦点を当てたもので、こうした取材を通じて、暮らしの現場の声が候補者や政党に届き、国の政策に反映されることが期待されます。
7月23日、職員の子どもを対象にした夏休みの職場体験「サマースクール」を実施し、31人が参加しました。
2010年から開催し毎年好評で、申し込んだ家庭には事前に院長からの招待状をお届け。当日は親の職場見学に加え、心肺蘇生法やAEDの使い方を学ぶ「BLSジュニアコース」、手洗い検定、職場体験(医師・看護師のほか医療職の中から選択)など、盛りだくさんのプログラムを用意しました。
参加した子どもたちからは「お父さんお母さん、いつもありがとう」「自由研究に生かしたい」といった声がありました。中には「将来はお母さんのような仕事がしたい」と話す子もいて、医療職への関心を高めるきっかけにもなったようです。
8月6日には市内の小学生向けのサマースクールも実施し、16人が参加しました。
〈愛媛〉松山病院の脳神経内科では8月現在、3件の治験を実施中です。そのうち進行期パーキンソン病を対象とした治験では、全国的に詳細な心電図評価の対象者の症例確保が難しい中、当院は全国でも1・2位を争う症例登録数を達成しました。
この実績が評価され、依頼者であるキッセイ薬品工業株式会社から、責任医師の矢部勇人と担当治験コーディネーター渡邊歩に感謝状が贈られました。
当院の治験外来は2診体制で、採血や心電図も治験外来内で完結できる環境を整えています。治験に関わる医師や関連部署の協力と、こうした体制が成果につながりました。

【岡山県】瀬戸内海巡回診療事業推進事務所
その他
受賞・表彰
長年の活動が評価され済生丸が特別賞を受賞
瀬戸内海巡回診療船「済生丸」は7月24日、山縣勝見賞特別賞を受賞し、表彰式に森本尚俊所長が出席しました。この賞は一般財団法人山縣記念財団により創設され、海運を中心とする海事交通文化の研究や普及発展に貢献した人を表彰しています。
済生丸の累計活動実績は、1962年12月から2024年3月まで、診療島嶼(とうしょ)延べ数1万3249島、受診延べ人員62万7441人。地域への貢献や海事交通文化を体現し、長期にわたり社会に貢献したとして特別賞に選出されました。
受賞に際して森本所長は「瀬戸内海巡回診療という地域に根差した取り組みに光を当てていただき、大変光栄に思います。これを励みに、島民が安心して暮らせるように医療を届け続けたいと思います」とコメントしました。
済生会の取り組み Our Efforts
病、老い、障害、境遇……悩むすべてのいのちの虹になりたい。
済生会はそう願って、いのちに寄り添い続けます。
目指すのは、誰も排除されない「まち」 ソーシャルインクルージョンの推進
全国の済生会各施設が取り組む内容を「ソーシャルインクルージョン推進計画」として策定。行政や企業・NPOとも連携し、具体的な事業を通して、誰一人取り残さない「まちづくり」を進めています。

常に患者に寄り添って支える 最新の医療で地域に貢献
済生会は、いのちの面から地域を支えます。最新の医療機器、高度な技術、手厚い看護。超急性期から亜急性期、慢性期・リハビリと段階に合わせて対応し、常に患者の立場に立った医療を提供します。
災害時には地域を越えてスタッフを派遣。救命救急から慢性期、そして生活再建に向けた心のサポートまで、緊急時も段階に合わせた支援活動を展開しています。

施設・設備・人という資源を生かして 医療と福祉を切れ目なく
医療と福祉は密接な関係にあります。済生会は全組織が連携し、施設・設備・人というすべての資源を動員して切れ目のない、シームレスな医療・保健・福祉の総合サービスを提供しています。

寄付のお願い Donation Request
「誰ひとり取り残されず、普通に暮らしていける社会にしたい」
この目標をかかげ、済生会は明治44(1911)年の創立以来、
生活困窮者に寄り添い、医療・福祉活動を続けています。
独り暮らしの高齢者、障害者、刑務所出所者、ホームレス、ひとり親家庭、DV被害者……
こうした人たちの支援は、地味で目立ちませんが、どうしても必要です。
ご寄付というかたちで私たちと一緒に
“いのちの最終ライン”を守る取り組みを進めていただけませんでしょうか。
お知らせ Information
- 2025.09.11NEW ニュース マスコットキャラクター「さいせい」紹介ページを公開
- 2025.09.11NEW シンク! ソーシャルインクルージョン事典|高齢者による犯罪
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