大阪・ハンセン病回復者等支援者養成講座 参加者募集
大阪府済生会ハンセン病回復者支援センターでは、大阪市から事業委託を受け、毎年12月頃に「ハンセン病回復者等支援者養成講座」を開催しています。
今年は12月2日(月)に基礎編として大阪市内で学習会を行ない、12月11日(水)に実践編として岡山県にある国立療養所へ訪問します。
基礎編は長年ハンセン病問題に携わる大槻倫子弁護士よりハンセン病問題の基礎を学び、地域で暮らす回復者・回復者家族の体験や思いを伺い、最後に支援者の会から活動報告を伺います。実践編では、大阪とゆかりの深い国立療養所邑久光明園(おくこうみょうえん)へ大阪市内発着の貸切バスで訪問、青木美憲園長と大阪府県人会の入所者の方からお話を伺い、資料館学芸員より園内を案内していただきます。
ハンセン病は感染力が非常に弱く、その症状も直接生命に関わる病気ではありません。しかし、特効薬ができて確実に治る病気となったあとも国の強制隔離政策は続けられ、それによって生じた偏見差別は現在も続いています。大阪は全国でも回復者の方が多く暮らす地域です。これまでもいまも、(知らないだけで)すでにともに生きています。
ハンセン病回復者や家族の方々が、偏見差別に恐れず、ありのままに生きられる社会をともにつくりませんか。
詳しくはチラシをご覧ください。費用は大阪市在住・在勤・在学の方は無料です。その他の方は、基礎編のみ・2日間通しともに1,000円です(実践編のみの参加は出来ません)。
お申込み
お問合せ
大阪府済生会ハンセン病回復者支援センター
TEL 06-7506-9424
MAIL hansensoudan@osaka-saiseikai.jp