社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

済生春秋

2013.11.11

第10回 日展の風景

今年の秋は、あったのだろうか。夏から冬にジャンプした。芸術の秋も変調だった。11月1日から国立新美術館で始まった第45回日展は、昨年までとは空気が違った。書道部門の日展入選審査を巡る疑惑が、すべての見学者の頭を支配している。華やかさは消え、重苦しい。

全文を読む

2013.10.10

第9回 ラジオの世代

先日、放送大学の山田知子教授の依頼を受けて、26年度に放送大学のラジオ放送で開講される社会福祉の講座に出演し、録音を終えた。

全文を読む

2013.09.09

第8回 イギリスの若者たち

近年、イギリスの若者の評判は、芳しくない。サッカーの試合でのフーリガンの騒動は、目に余る。7月中旬、イギリスに出張した時、パブの前で屯(たむろ)している失業中と思われる若者を見た。

全文を読む

2013.08.12

第7回 酷暑に想う

私は、毎晩健康のために小学生に追い越されてしまうスローなジョギングを45分間楽しんでいる。最近は10時を過ぎてからにしているが、暑さは和らいでくれない。

全文を読む

2013.07.12

第6回 俺たちのエベレスト

5月23日、80歳の三浦雄一郎氏は世界最高齢でのエベレスト登頂に成功した。成功に至るまでの日常のトレーニングは超人的である。60歳ごろ生活習慣病になり、これを克服する。成功しようとする意志が原動力になったのだろう。

全文を読む

2013.06.11

第5回 ソーシャルファームを作る

ソーシャルファームの仕組みに出会ったのは、8年前である。そのころ私は障害者、難病患者、スラム居住者、ホームレスなどが社会から排除され、孤立している現場によく出会った。

全文を読む

2013.05.09

第4回 祭の文化

私の故郷は富山県高岡市である。日本海に面した人口約17万6千人ののどかな地方都市である。18歳まで過ごした。

全文を読む

2013.04.12

第3回 記憶の中のサッチャー

2013年4月8日、イギリスの元首相マーガレット・サッチャーが死去した。彼女の業績を絶賛する人もいれば、酷評する人もいる。そこが逆に、サッチャーが歴史に残した足跡の偉大さの表れである。

全文を読む

2013.03.18

第2回 春の訪れ

2013年3月16日、私が代表を務める「第33回日本ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)推進会議」を、寒さがいまだ残る東京にて開催した。大阪、仙台など全国各地から30人以上の人が集まった。

全文を読む

2013.02.11

第1回 桂太郎の願い

昨年末、桂太郎の曾孫に当たるSさんから手紙をいただいた。私の講演をどこかで聞かれたという。私は最近、講演で「日本社会の底が割れている」と警告している。若いホームレスの出現、都市で孤立死する高齢者、社会復帰が困難で再犯を繰り返す刑務所出所者など、日本社会は病んでいる。

全文を読む