社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

2024.06.29

小学生が応急処置を競争形式で学ぶ 岡山済生会子どもメディカルラリー



 病気で倒れた人やケガをした人を見かけたときに、子どもたちが適切な手当てや初期対応をし、119番通報のしかたなどを学ぶ「第8回岡山済生会子どもメディカルラリー」が6月29日、岡山済生会総合病院で開かれ、県内の小学生が33人が参加しました。
 子どもたちは午前中に医師や救命救急士などから心肺蘇生法とAED操作、外傷の応急処置などを楽しみながら学びました。

 午後は3人1組になって救急や災害現場を想定したシナリオステーションで、傷病者役となった岡山済生会看護専門学校の学生などを相手に応急手当を実施。ダンス教室で生徒が鏡にぶつかってケガをしたと想定した場面で参加者はハンカチを使って圧迫止血をして119番通報をしました。

 この日は他にも、トランシーバー体験や腹腔鏡体験の他、マクドナルドの協力により子どもたちが危険な目にあったときにマクドナルドの店舗に駆け込んで助けを求めることができる「こども110番の家」の活動をクイズで学ぶコーナーもありました。

 ラリーは各チームの技術やチームワークをスタッフが評価・採点。総合得点で順位を競い表彰式では上位3チームに岡山済生会総合病院の仁熊健文院長から表彰状とメダルが授与されました。
 参加した児童は「しっかりと処置をすることができた」「目の前で人が倒れたら進んで人を助けたいと思った」と話していました。

済生会本部広報課 河内淳史

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