済生会は、明治天皇が医療によって生活困窮者を救済しようと明治44(1911)年に設立しました。100年以上にわたる活動をふまえ、日本最大の社会福祉法人として全職員約64,000人が40都道府県で医療・保健・福祉活動を展開しています。
済生会は、405施設・437事業を運営し、66,000人が働く、日本最大の社会福祉法人です。全国の施設が連携し、ソーシャルインクルージョンの推進、最新の医療による地域貢献、医療と福祉のシームレスなサービス提供などに取り組んでいます。
主な症状やからだの部位・特徴、キーワード、病名から病気を調べることができます。症状ごとにその原因やメカニズム、関連する病気などを紹介し、それぞれの病気について早期発見のポイント、予防の基礎知識などを専門医が解説します。
全国の済生会では初期臨床研修医・専攻医・常勤医師、看護師、専門職、事務職や看護学生を募集しています。医療・保健・福祉にかかわる幅広い領域において、地域に密着した現場で活躍できます。
一般の方の心身の健康や暮らしの役に立つ情報を発信中。「症状別病気解説」をはじめとして、特集記事や家族で楽しめる動画など、さまざまなコンテンツを展開しています。
病気で倒れた人やケガをした人を見かけたときに、子どもたちが適切な手当てや初期対応をし、119番通報のしかたなどを学ぶ「第8回岡山済生会子どもメディカルラリー」が6月29日、岡山済生会総合病院で開かれ、県内の小学生が33人が参加しました。
子どもたちは午前中に医師や救命救急士などから心肺蘇生法とAED操作、外傷の応急処置などを楽しみながら学びました。
午後は3人1組になって救急や災害現場を想定したシナリオステーションで、傷病者役となった岡山済生会看護専門学校の学生などを相手に応急手当を実施。ダンス教室で生徒が鏡にぶつかってケガをしたと想定した場面で参加者はハンカチを使って圧迫止血をして119番通報をしました。
この日は他にも、トランシーバー体験や腹腔鏡体験の他、マクドナルドの協力により子どもたちが危険な目にあったときにマクドナルドの店舗に駆け込んで助けを求めることができる「こども110番の家」の活動をクイズで学ぶコーナーもありました。
ラリーは各チームの技術やチームワークをスタッフが評価・採点。総合得点で順位を競い表彰式では上位3チームに岡山済生会総合病院の仁熊健文院長から表彰状とメダルが授与されました。
参加した児童は「しっかりと処置をすることができた」「目の前で人が倒れたら進んで人を助けたいと思った」と話していました。
済生会本部広報課 河内淳史