社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

済生春秋

2019.06.13

第76回 趣味を育む

東工大名誉教授の土肥義治さんから「学問の香」(角川書店)と題する歌集が送られてきた。高分子科学で世界的な研究業績がある土肥さんが短歌を嗜(たしな)んでいるとは意外だった。

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2019.05.08

第75回 印象・日の出

「春はあけぼの」と清少納言は言った。最近は、5時頃には目が覚めてしまう。立夏となっても、この時間は、清少納言が描いた春と同じように段々と雲が白んできて、清々しく美しい。

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2019.04.01

第74回 春の陽光

毎朝7時に近くのコンビニに朝刊を買いに行くことが、長年の日課だ。一日の体調を整えるためのウオーミングアップも兼ねている。

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2019.03.06

第73回 大事件の記憶

平成の時代が終わろうとしている。私は、昭和と平成の二つの時代を経験してきたが、それぞれの時代には、いろいろな事件の記憶が織り込まれる。

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2019.02.08

第72回 フロンティアはどこに

2月初め、北海道帯広市に行った。飛び立つときの東京は、20度近いという異常な温かさだったが、帯広は、厳寒だった。雪は止んでいたが、野原一面雪で覆われ、路面は凍結していた。東京とは別世界だった。

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2019.01.07

第71回 鍵を巡る話

鍵という言葉は、幸せの鍵や時代を読む鍵などと使われる。高校時代の数学の参考書には「解法の鍵」という記述があった。鍵は、課題を解決するためのポイントの意味に使われる。

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2018.12.04

第70回 知らないことばかり

 今年から狭いベランダでプランターを置いて琉球朝顔を育てた。8月ごろから毎朝、大…

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2018.11.05

第69回 ソウルの秋

 短期間でも旅行は、日常生活から離れ、刺激を受け、貴重な経験を得る。 吉田松陰は…

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2018.10.09

第68回 振り返りはしない

 数カ月前、とある新聞の家庭欄で女性が寄せたエッセイを読んだ。そして、「私と似た…

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2018.09.06

第67回 予測と対策の法則

 誰でも困難なことを予測し、対策を準備する。 20年以上前のずいぶん昔のことだが…

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