〈岩手〉北上済生会病院で多様性と医療を体感するフェア
手術の際、息ができるようにする挿管(そうかん)体験
済生会フェアのチラシデザインを用いたフォトスポット
〈岩手〉北上済生会病院で11月16日、「みんなちがって、みんないい。」をメインテーマに、「来て・見て・触れて 医療の世界を正しく知ろう!」をサブテーマに済生会フェアを開催し、地域住民など約1600人が来場しました。
午前9時50分に福島明宗院長が正面入口にて開会挨拶。済生会の歴史や取り組みを知ってもらい、医療をより身近に感じてもらえるように、楽しく学びながら、地域住民とつながることを目的とした多彩な企画を多く実施しました。
フェアの目玉は医療の仕事体験イベント。本物そっくりに作られた胃の模型の中を内視鏡で観察する体験や手術の模擬体験、シミュレーターを用いた採血・点滴・注射等看護師体験、お菓子を一包化する薬剤師体験や人工腎臓を使って液体を濾過する透析体験など、多くの医療職の魅力を発信しました。
車いすや松葉杖を使ったリハビリ体験・食塩のグラム数を計るチャレンジも実施され、参加した子どもたちからは「うまくタイヤが曲がらなくて難しかった」「食塩6グラムってこんなに少ないだ!」といった驚きの声が飛び交いました。
特別出展では北海道済生会が製作するフィギュア入り缶詰め「おたる水族缶」ワークショップやモルック体験を実施。〈千葉〉習志野病院が幸呼来Japanに寄付した着物を用いて裂き織の技術で作られたコースター、障害者就労継続支援事業の〈松山〉ワークステーションなでしこと、〈熊本〉済生会ほほえみのお菓子販売も行なわれました。
また、NPO法人わらすば・通信制高校サポート校の高校生による手作りスイーツ販売、地元飲食店のキッチンカー出店、救急車や地元企業の北良株式会社の災害支援車両の車内体験なども実施され、地域全体でフェアを盛り上げました。
北上済生会病院では本フェア開催にあわせ2種類のチラシを制作。NPO法人ハックの家に入所する松家圭輔さんが描いたイラストと、北上アビリティーセンターに入所するOhnukiさんが描いたロゴを使用、繊細で温かみのあるデザインに仕上がりました。同じデザインでロールアップスクリーンを作成。フォトスポットも設置され、参加者は記念撮影をしていました。
済生会本部 総務部 広報課
済生会の理念
施設と拠点
症状別病気解説
お知らせ
採用情報
トピックス













