社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

2017.07.31 夜の健康教室に31人 新潟・三条病院


 働き盛りの地域住民を対象にした『睡眠時無呼吸症候群』について、無料の〝夜の健康教室〟が7月27日、新潟県済生会三条病院で開かれました。普段は昼間に開催している健康教室ですが、今回は午後7時からスタートし30代~80代の幅広い年齢層の31人が解説に耳を傾けました。

 まず初めに、呼吸器内科の渡辺健雄医長が病気について説明をしました。「眠っているときに呼吸が止まる、目覚めても熟睡感が得られない、車の運転時に眠気を催す」などの症状がある方は、受診するようにと訴えました。

 次に、桑原喜久男臨床検査技師が「睡眠時のいびき音や呼吸状態等を自宅で検査する簡易検査と、病院に一晩入院して口や鼻の気流、脳波等を調べる精密検査」などの検査方法を説明しました。ポイントとしては、SPO2(酸素飽和濃度)の値を注意するようにという事で、医療機器を用いて実演しながら解説しました。

 最後に、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合の治療法について、浅野晴美臨床検査技師が「就寝時に気道を確保するため口腔内装具を装着するマウスピース療法、就寝時にエアチューブ付きのマスクを装着して鼻から気道へと空気を送り込むCPAP(シーパップ)療法」などの解説をしました。

 講演後には質問コーナーやCPAPのデモ機に触れてみる時間を設け、参加者からは「いびきは気にしていましたが、これまで重大なことではないと考えていました。話を聞いて受診しようと思いました。」などのコメントがありました。

済生会三条病院 済生記者:小林 誠