社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)
2021.05.19

総裁・秋篠宮皇嗣殿下が新型コロナの拡大に憂慮


 総裁・秋篠宮皇嗣殿下への済生会の令和2年度業務報告が19日午前11時から秋篠宮邸と東京港区の済生会本部事務局を結びWEBで行なわれました。新型コロナウイルス感染症の第4波が全国的に拡大していると炭谷茂理事長が説明しましたが、殿下は感染の拡大に深いご憂慮を示されました。

 済生会は40都道府県で81病院を展開し、14日現在、56病院で計465人が入院、うち重症者は22人で、いずれも第3波のピークを大きく上回っています。19日のご説明に先立ち、17日東京、神奈川、大阪、岡山、福岡の6病院の院長と埼玉、大阪、岡山の3つの特養の施設長等から新型コロナウイルス感染症対応状況を聴取。その結果をもとに炭谷理事長が、首都圏は高止まっているが、医療関係者の懸命な尽力で対応されている一方、大阪は依然、重症者が多く一般診療を圧迫、岡山・福岡も大阪をなぞるような傾向――との各院長の印象をご説明しました。

 皇嗣殿下は変異株の影響についても質問され、炭谷理事長は「大阪では基礎疾患のない30代の方が短期間で重症化した症例もあり、感染力も強いようです」と答えました。大阪の死亡数が東京を上回っていることや、感染が大都市部だけでなく全国に拡大しているとの説明に、殿下は大変心配されていました。

 この報告は、総裁に定期的に済生会の事業状況をご説明するものです。昨年度の患者数や福祉施設の利用者数、生活困窮者支援事業などについても報告しましたが、時間の大半は新型コロナウイルス感染症のご説明に費やされました。

本部事務局総務課

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