社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)
2021.04.27

新型コロナで病床ひっ迫の大阪へ看護師を派遣

 済生会の「新型コロナウイルス緊急対策本部」(本部長・炭谷茂理事長)は近畿圏での感染爆発を受け、27日までに大阪市内の二つの済生会病院に他県の二つの済生会病院から計4人の看護師を応援に送った。派遣したのは熊本病院、下関総合病院(山口)。5月には静岡済生会総合病院からも派遣予定。

 大阪府には急性期でない病院も含め8病院があるが、先週末の23日現在で患者80人を受け入れており、そのうち9人は重症。医療体制はひっ迫している。災害等の場合は近隣の近畿圏から応援派遣されるが、兵庫、京都、奈良、和歌山の病院でも多くの患者を受け入れているため、同本部が40支部に呼び掛け、全国済生会看護部長会で調整して決めた。今後の情勢を見ながら、他県からの応援も行なう計画。

 済生会は昨年末、積極的に患者を受け入れるなど3項目からなる「新型コロナ対応方針」を策定し、新たな感染症から〝逃げない姿勢〟を打ち出している。大阪府が臨時に設置したコロナ重症センターにも第3波では13人の医師・看護師を派遣した。

 済生会病院は全国に81あり、23日現在、49病院で計327人の新型コロナ患者を受け入れ、うち19人は重症だ。各自治体からの新型コロナ専用病床の増床要請にも応じているが、27日現在の受け入れ患者数は360人と、第3波の1月末に記録した最多の400人に迫っている。

新型コロナウイルス緊急対策本部事務局

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