東北関東大震災:本会、診療班を続々と派遣
震災直後、国の災害派遣医療チーム(DMAT)のメンバーとして全国10の済生会病院が派遣したのに続き、本会災害対策本部(本部長・炭谷茂理事長)は東電福島第一原発の近くにある済生会川俣病院に交替で診療班を派遣。現在までに福井県済生会病院、山口地域ケアセンターが現地に赴きました。また、中津病院(大阪)からは宮城県内の病院に看護師3人が派遣されました。
山形済生病院に現地連絡事務所を設置していますが、さらに宇都宮病院を支援基地病院として、栗橋病院(埼玉)・熊本病院からの救急車をはじめ医薬品等の物資を集積、支援に当たっています。
さらに、前橋病院(群馬)、神栖済生会病院(茨城)、金沢病院(石川)、静岡済生会総合病院、滋賀県病院、京都府病院は、所在する各府県市からの要請に基づき医師・看護師等で構成する診療班を被災地の病院、避難所に派遣しました。
特別養護老人ホーム愛日荘・やまのべ荘・ながまち荘(いずれも山形県)、同とちの木荘(栃木県)、静岡医療福祉センター児童部では、岩手、福島県の被災者や特養ホーム入居者、障害児童を受け入れています。