京都済生会病院が竣工1年を記念し済生会フェア
村田製作所のロボットチアリーディング部
看護師ユニホーム体験
京都済生会病院が新病院竣工1年を記念し、健康と防災をテーマにした済生会フェアを3月11日に同院で開き、地域住民ら約3100人が来場しました。
フェア当日は病院の役割を地域に知ってもらうためのイベントが盛りだくさん。災害医療を学べるトリアージ体験や病気などで倒れた人を救う一次救命体験、病院ユニホームを着て記念撮影をするコーナーには多くの人が訪れていました。
地元の企業や団体も参加、村田製作所はロボットチアリーディング部の応援パフォーマンスを披露しました。子育て世代の女性を支援する団体による親子リトミック、オムロンヘルスケアの血圧・心電図測定体験、ユニクロによる障害者や高齢者が脱ぎ着しやすい服の展示なども行なわれました。
午後2時46分には、12年前の東日本大震災発生に合わせてイベントを一時中断し、犠牲者に黙とうを捧げました。
トークセッションも行なわれ、「誰も取り残さない社会の実現のために」と題し、中小路健吾・長岡京市長、炭谷茂・済生会理事長、吉田憲正・京都済生会病院院長が登壇。医療や福祉の活動を通して地域社会のつながりを構築することについて語りました。
同院は阪急・長岡天神駅から西山天王山駅近くに地域医療の拠点として昨年6月1日に移転開院。地域医療支援病院、災害拠点病院などの指定を受けています。
京都済生会病院 企画広報室長 松岡志穂