済生会は、明治天皇が医療によって生活困窮者を救済しようと明治44(1911)年に設立しました。100年以上にわたる活動をふまえ、日本最大の社会福祉法人として全職員約64,000人が40都道府県で医療・保健・福祉活動を展開しています。
済生会は、405施設・437事業を運営し、66,000人が働く、日本最大の社会福祉法人です。全国の施設が連携し、ソーシャルインクルージョンの推進、最新の医療による地域貢献、医療と福祉のシームレスなサービス提供などに取り組んでいます。
主な症状やからだの部位・特徴、キーワード、病名から病気を調べることができます。症状ごとにその原因やメカニズム、関連する病気などを紹介し、それぞれの病気について早期発見のポイント、予防の基礎知識などを専門医が解説します。
全国の済生会では初期臨床研修医・専攻医・常勤医師、看護師、専門職、事務職や看護学生を募集しています。医療・保健・福祉にかかわる幅広い領域において、地域に密着した現場で活躍できます。
一般の方の心身の健康や暮らしの役に立つ情報を発信中。「症状別病気解説」をはじめとして、特集記事や家族で楽しめる動画など、さまざまなコンテンツを展開しています。
裸足で泥んこ遊びをしたり、たき火に当たったり、自然体験たっぷりの保育園に通う子どもたちの絵や造形を集めた「いのちかがやく子ども美術展」が11月18日(土)~26日(日)、東京都新宿区「四谷ひろばランプ坂ギャラリー」で開かれます。NPO法人子ども美術文化研究会の主催で、今回が5回目。1~6歳の作品と遊んでいる写真などが展示されます。
同研究会は、子どもたちを自然との関わりを重視した自由な環境の中に置いて、遊びや造形、描画活動に積極的に取り組む全国32の保育園でつくっています。
私たち、済生会松山乳児保育園(愛媛県)もその一つ。乳児期に脳の回路がひらくためには自然や生活体験が必要と考え、雨、風、光など自然を感じながら水、砂、土、石、植物など自然素材と自由に関わる遊びを保育に積極的に取り入れています。
この遊びは創作活動とみることもできます。晴れた日には園庭で、大小、形もさまざまな木材を自由に組み合わせて「形」をつくったり、トロトロにした泥で板に絵を描いたりします。屋内では、絵の具を手に塗って手形を押したり、指で描いたり、自由自在。子どもたちは画板にまで絵がはみ出しても気にしません。こうしてできた絵12点を当保育園からは出展、全体では約300点が展示されます。さらに「造形」の様子や遊びを撮った動画の上映もあります。
子どもたちは教えなくても、遊びを通して「感じる」ことから得たイメージを広げたり、深めたりしながら表現していきます。そして自ずと生きる力も育まれていきます。芸術家・岡本太郎の言葉を借りれば、子どもたちの作品はみんな爆発しています。ぜひ、子どもたちが出会った「豊かな世界」に共感してみてください。
会場は東京おもちゃ美術館と同じ建物(東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅から徒歩5分)。開館は10:00~18:00(最終日は16:00まで、11月23日は休館)。
子どもたちの作品紹介
1歳4ヶ月
1歳5ヶ月
1歳8ヶ月
2歳6ヶ月
2歳6ヶ月
2歳6ヶ月
2歳9ヶ月
3歳3ヶ月
3歳5ヶ月
3歳5ヶ月
3歳5ヶ月
3歳6ヶ月
済生会松山乳児保育園 済生記者 水野明子