済生会は、明治天皇が医療によって生活困窮者を救済しようと明治44(1911)年に設立しました。100年以上にわたる活動をふまえ、日本最大の社会福祉法人として全職員約64,000人が40都道府県で医療・保健・福祉活動を展開しています。
済生会は、405施設・437事業を運営し、66,000人が働く、日本最大の社会福祉法人です。全国の施設が連携し、ソーシャルインクルージョンの推進、最新の医療による地域貢献、医療と福祉のシームレスなサービス提供などに取り組んでいます。
主な症状やからだの部位・特徴、キーワード、病名から病気を調べることができます。症状ごとにその原因やメカニズム、関連する病気などを紹介し、それぞれの病気について早期発見のポイント、予防の基礎知識などを専門医が解説します。
全国の済生会では初期臨床研修医・専攻医・常勤医師、看護師、専門職、事務職や看護学生を募集しています。医療・保健・福祉にかかわる幅広い領域において、地域に密着した現場で活躍できます。
一般の方の心身の健康や暮らしの役に立つ情報を発信中。「症状別病気解説」をはじめとして、特集記事や家族で楽しめる動画など、さまざまなコンテンツを展開しています。
酒井さん(左)と石橋さん
静岡市にある静岡済生会看護専門学校の女子学生が、4年に1度開催される「少林寺拳法世界大会」で銀メダルを獲得。10月21日に開かれた学校祭で、報告も兼ねて模範演技を披露しました。
2年生の酒井梨緒那(りおな)さんは、7月30日にカリフォルニアで開かれた同大会の組演武初段の部で、初出場ながら見事、銀メダルに輝きました。
酒井さんは小1から空手を続けていましたが、お姉さん2人が少林寺拳法で毎回全国大会に行く姿に引かれて高校から始め、看護学校に進学後も続けました。高校時代の後輩と組んだ世界大会は、看護実習や勉強の合間に週1回程度しか練習ができませんでした。しかし、「予選から調子が良かった」そうで、快挙を達成しました。
酒井さんは「少林寺を始めてからいろいろなことに自信を持てるようになった。技だけでなく人間性も高められ、迫力や気合いの中の緊張感は、とにかく楽しい」と話しています。
学校祭の「第38回なでしこ祭」のステージイベントでは、高校の同級生で一緒にペアを組んでいた、当校2年生の石橋咲来(さき)さんと組演武を披露してくれました。多くの来場者や看護学生、教員が見守る中、気合の入った掛け声とともにスタート。息を飲むような緊張感の中、突きと蹴りの攻防や投げ技など、華奢(きゃしゃ)で可愛らしい2人からは想像ができないほど迫力ある演武でした。
静岡済生会総合病院 済生記者:木村 葉子