社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)
2021.06.04

新潟・県央医療圏に新設の基幹病院を済生会が運営へ


 新潟県の中央部、三条市や燕市を中心とする県央医療圏に同県が新設する「県央基幹病院」の指定管理者に、済生会新潟県支部が選ばれました。62日、花角英世同県知事が記者会見で発表しました。県議会の承認を得て、正式に決まります。

 県央には中小規模の病院が多数ありますが、中核となる急性期病院がありません。医師の確保や効率的な配置が図りにくい上、救急や専門医療、地域医療の拠点的機能を担うことが難しく、特に救急では患者が圏外に搬送されるケースが目立っていました。このため同県は、県央医療圏にある公立・公的病院の機能再編に着手しました。

 その結果、県立燕労災病院(300)と厚生連三条総合病院(199)を統合して400床の急性期の県央基幹病院を新設。既存の済生会三条病院(199)と県立吉田病院(199)、県立加茂病院(118)3病院は、病床数を適正化した上で地域包括ケア病棟を中心にした地域密着型の後方連携病院として位置付けました。また、超急性期の脳卒中や心臓血管外科、専門的ながん治療、ハイリスク出産など高度医療は隣の長岡市中心の中越医療圏および新潟市中心の新潟医療圏の病院が担当するなど機能分担も明確にしました。

 基幹病院は上越新幹線・燕三条駅の西側に2023年オープン予定。地上9階建て。災害拠点施設とするため免震構造や杭基礎を取り入れ、屋上にはヘリポートも整備されます。

 運営は指定管理方式とし、今年2月に公募。済生会新潟県支部が応募しました。上村朝輝支部長(済生会新潟病院名誉院長)は「他団体の病院を統合しての運営は初めてで、医師・看護師をはじめとする医療従事者の確保も大変だが、新潟県・新潟大学と協力し、地域の人のためにという済生会の使命を全うするため全力を尽くしたい」と述べました。

済生会新潟県支部事務局

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