健康がもっと身近になる 岡山済生会フェア
左から塩出院長、木村オーナー、炭谷理事長
電気メスを使った手術体験
医療や福祉・健康を楽しく学べる病院開放型のイベント「岡山済生会フェア」が10月15日に岡山済生会総合病院と岡山済生会看護専門学校で開かれ、地域住民ら約3,000人が来場しました。
午前9時50分に同院の塩出純二院長が開会宣言、病院では職員によるロボット支援手術装置「ダビンチ」のデモンストレーションを実施、グミやマーブルチョコレートを薬に見立てたお薬調剤、白衣・ナース服の試着には多くの子どもたちが参加しました。電気メスを使った模擬手術や病院見学が行なわれました。
岡山済生会看護専門学校で学生が模擬店を出展、フライドポテトやフランクフルトなどを買い求める客で行列ができました。
ステージではファジアーノ岡山チアダンススクールによる演技や岡山商科大学附属高等学校吹奏楽部の演奏、岡山済生会フィットネス&カルチャークラブのゴスペルやKポップダンスチームの発表、岡山西警察署の防犯劇などが披露されました。
済生会の炭谷茂理事長とファジアーノ岡山の木村正明オーナーが地域社会への貢献について語り、炭谷理事長は「障害のある人が安心して働ける場、高齢者が集って活動する場所など、人と人を繋ぐ取り組みを積極的に展開していきたい」と語りました。木村オーナーは「地域住民に支えられて今のクラブの形ができた。今後も子どもたちが夢を叶えることができる環境を作りたい」と話しました。
岡山県済生会は広島・香川・愛媛の済生会と共同で瀬戸内海の離島を巡回する診療船「済生丸」を運営しており、VRを使った済生丸の疑似乗船体験会も行なわれました。
岡山県済生会 済生記者 髙畑貴子