開院100周年の福岡総合病院が初のフェア
福岡総合病院が9月15日、隣接する天神中央公園と複合施設「アクロス福岡」で済生会フェアを開催し、約2,000人が来場しました。
同院は平成31年3月15日に開設100周年を迎え、これからも地域に信頼される病院であることを目指すとともに、済生会の活動をもっと知ってもらうためにフェアを開催。天神中央公園では風船の無料配布、救急車・白バイと記念写真が撮れるコーナー、農産物の販売など家族が気軽に楽しめるイベントが行なわれました。
アクロス福岡では、病院で働く人を身近に感じてもらう「お仕事体験」を実施。薬剤師による調剤体験や臨床検査技師による顕微鏡で細胞を見るコーナーでは、こどもより親の方が夢中になっている場面も。また、血管や肌の年齢チェック、骨密度の測定や物忘れテストが行なえる簡易ヘルスチェックにも順番待ちの長い行列ができていました。
午後は特別講演会を実施。済生会の炭谷茂理事長が、「地域と歩む済生会~済生会が目指すこと~」を講演。地域の医療や福祉の課題を済生会が解決してほしいという明治天皇のおもいによって生まれた。これからの済生会は、住民の参加を得て地域全体で貧困家庭の子育て支援や障害者や高齢者の就労支援など『社会の最終ライン』を守っていきたいと語りました。
福岡総合病院 済生記者 丸田朋実