社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

2024.10.20

山口・下関総合病院で初の済生会フェア



〈山口〉下関総合病院が初めての済生会フェアを10月20日に開き、地域住民2000人が参加しました。「来て!見て!体験しよう!~地域とつながろう 済生会の輪~」をテーマに病院の仕事などの体験イベントや健康講座などが行なわれました。

 病院内では電気メスを使用した模擬手術や人工関節手術の体験コーナー、手術支援ロボットの展示や血液型検査体験、お菓子を薬に見立てた調剤体験、血液透析装置を使ったコーヒー牛乳の分離実験などを実施。普段は見ることのできない手術室や検査室に入り様々な体験イベントに大人から子どもまで一緒に楽しんでいました。野外では、白バイ・パトカー・消防車・レスキュー車などの緊急車両が展示、試乗も行なわれ家族連れなどが記念撮影を楽しんでいました。
 
 ステージイベントでは、ママブラスバンド演奏、病院内保育所園児によるダンス、地元大学の吹奏楽部演奏などが披露され会場は大いににぎわいました。たこ焼き、ベビーカステラ、焼き芋などのキッチンカーも出店され長蛇の列ができていました。

 院内の特設ステージでは下関市長・前田晋太郎氏、済生会・炭谷茂理事長、下関総合病院・森健治院長の鼎談が行なわれ、下関市における①人口減少②救急医療③がん診療④高度医療について話し合われました。
 炭谷理事長は済生会のソーシャルインクルージョンの活動を解説、森院長は「済生会の理念に基づき一人でも多くの患者を救うために職員は日々奮闘している」と訴えました。前田市長は両氏からの話を聞き、「若者が都市部へ出ても、『やはり下関ですごしたい』と思ったときに、暮らしていけるまちづくりに取り組んでいく」と訴えました。

最後に、山口県民にはおなじみのイベント「餅まき」が盛大に行なわれました。

済生会本部 広報課 大嶋 薫

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