龍ケ崎済生会病院で済生会フェア 「いのちの授業」も

　〈茨城〉龍ケ崎済生会病院が済生会フェアを11月17日に開催しました。
　地域の皆さんとの交流を深めること、「済生会」や「龍ケ崎済生会病院」を知っていただくことを目的として、「見て！来て！知って！龍ケ崎済生会フェア～ここからつながる地域の輪～in龍ケ崎済生会病院」と題して、各種体験イベントや医療相談などに地域住民約1100人が参加しました。

　龍ケ崎済生会病院の体験コーナーではこども調剤体験・視野欠損・妊婦・高齢者などの体験、病院食試食では、「おいしい」「これなら食べられる、安心した」などの感想も聞くことができました。救急車・消防車、白バイやパトカーなどの緊急車両に試乗したり、各種制服を着て写真を撮ったりと子どもから大人まで楽しんでいました。

　測定コーナーでは、骨密度測定、血圧・血糖・体力測定や物忘れ相談、健康相談、お薬相談に多くの方が参加していました。

　市民健康教室では、脳神経内科・古庄健太郎医師による「認知症について」のお話やワークショップでは認知症マフの作成も。毛糸で作った筒状の中に縫い付けたボタンや毛糸で作ったボンボンなどに触れることで不安を和らげ、落ち着きや安心感をあたえるという「認知症マフ」を知らない方もたくさん参加されていました。また、産婦人科・陳央仁医師による「いのちの授業」では、「いのちは奇跡」をテーマに命の大切さ・自分らしく生きることなど貴重なお話を聞くことができました。

　ステージでは、地元中学校吹奏楽部の演奏、フラダンスや南米民族音楽などが披露され、じゃんけん大会では、龍ケ崎市のマスコットキャラクター・まいりゅうなども参加。景品もあり大変盛り上がっていました。キッチンカー等の飲食エリアでは、ご当地の龍ケ崎コロッケの他、焼肉丼、イカ焼き、その他にはかき氷やいちごあめなどのスィーツもありお昼には長い列ができていました。雑貨店では、小物やアクセサリーなどを販売していました。

済生会本部　広報課　大嶋　薫