済生会は、明治天皇が医療によって生活困窮者を救済しようと明治44(1911)年に設立しました。100年以上にわたる活動をふまえ、日本最大の社会福祉法人として全職員約64,000人が40都道府県で医療・保健・福祉活動を展開しています。
済生会は、405施設・437事業を運営し、66,000人が働く、日本最大の社会福祉法人です。全国の施設が連携し、ソーシャルインクルージョンの推進、最新の医療による地域貢献、医療と福祉のシームレスなサービス提供などに取り組んでいます。
主な症状やからだの部位・特徴、キーワード、病名から病気を調べることができます。症状ごとにその原因やメカニズム、関連する病気などを紹介し、それぞれの病気について早期発見のポイント、予防の基礎知識などを専門医が解説します。
全国の済生会では初期臨床研修医・専攻医・常勤医師、看護師、専門職、事務職や看護学生を募集しています。医療・保健・福祉にかかわる幅広い領域において、地域に密着した現場で活躍できます。
一般の方の心身の健康や暮らしの役に立つ情報を発信中。「症状別病気解説」をはじめとして、特集記事や家族で楽しめる動画など、さまざまなコンテンツを展開しています。
静岡市の済生会特別養護老人ホーム 小鹿苑のデイサービスセンターで4月17日、利用者の皆さんが本格的な回転寿司の昼食を楽しみました。
皆さん、お寿司は大好きですが、回転寿司店に行ったことのない人も多く、事前にお知らせしていたので、その日のデイサービスルームは朝からお寿司の話一色。実際に食堂から酢の香りが漂うと、期待感はさらに高まります。そしてお待ちかねのランチタイム。
7種類のネタ(マグロ・サーモン・タイ・煮アナゴ・エビ・玉子・お稲荷)が、1皿に1貫ずつ載って流れてきます。皿も5種類用意し、「本格気分」を盛り上げます。
「お好きなものを取って召し上がってください……」と、職員が説明する間もなく、着席するやいなや、皆さんどんどんお寿司に手が伸びていきます! この日は22人の利用がありましたが、皆さん食欲旺盛で1人平均8貫、最高で13貫も食べた方がいました。10貫以上食べた方からも「もっと食べたい!」との声が上がり、お寿司を握る板前さんからはうれしい悲鳴が上がっていました。
小鹿苑デイサービスセンターにとって初の試みでしたが、利用者の皆さんからは「新鮮なネタが良かった」「酢飯がおいしかった」「みんなでワイワイして楽しかった」「直接注文できるのが楽しい」と大変、好評でした。
このイベントは、給食業務を委託しているシダックスフードサービス社が、大きい回転寿司機を特別に用意、板前さんも派遣してくださって実現しました。利用者の皆さんがこんなにも喜んでくださるのなら、また、お願いしましょうか……?
特別養護老人ホーム小鹿苑 済生記者:勝山 弘基