社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

2016.09.02 台風被害の岩手・岩泉へ支援続々



台風10号による豪雨で岩手県岩泉町は大きな被害を受けました。同町の中心部にある済生会の岩泉病院特別養護老人ホーム百楽苑の2施設は、直接的な被害は免れたものの、2日午後5時現在、断水が続いています。職員は全員の無事が確認されていますが、道路の寸断で帰宅・出勤が困難になり、少ない人数で対応に当たっています。

本部事務局(東京)に設置された災害対策本部(本部長・炭谷茂理事長)によれば、岩泉病院は自家発電で対応し、入院中の患者63人のうち透析を必要とする患者14人を含む33人を1日に救援ヘリで盛岡市の病院に搬送。同日夜になって電気は回復しましたが、2日には30人のうち残ることを希望した10人を除く20人も搬送しました。

百楽苑には120人の入居者がいますが、さらに一時、近隣の老健施設から13人を受け入れました。13人については医師会の指示で他町に搬送。120人は現状のままで、食事等は調理を岩泉病院でおこなって運んでいます。今後、町民会館に避難している在宅の要介護者を受け入れる予定です。

支援については、同県からの養成に応え、宮古市など沿岸部から他団体の介護職員が応援に入っています。物資等の支援は北上済生会病院が中心になって当たっており、今後は人材も含めて済生会の東北・北海道ブロックの支部・施設に拡大していく方針です。

本部事務局企画課 三浦弘幸