社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

2016.09.16 「釜ヶ崎健診」751人が受診、障害者もパンで支援



日雇い労働者の健康診断を無料で行う釜ヶ崎地区健診事業(大阪市西成区あいりん地区)が9月12日から始まり、16日終了しました。5日間で計751人が受診。うち48人は、その日のうちに病院等で診察を受けることが必要と判断し、受診を勧めました。検査結果は後日、全員にお渡しし、その時点で必要な方にはまた受診をお勧めすることにしています。

この健診事業は、大阪府済生会支部の8病院が協働し、生活困窮者支援事業「なでしこプラン」の一環としてNPO法人釜ヶ崎支援機構と協力し、2009年から毎年、実施しています。同地区に臨時の診療所を設け、労働の合間をぬって血圧測定や血液検査を行い、問題が見つかった人には病院等に行くよう勧めています。今年も、血圧の数値の高い方が多くみられました。

今回の健診には、5日間で8病院から延べ242人の職員が参加し、検査や問診、生活指導などに当たりました。さらに、今年は福祉施設も初めて参加。同支部の障害者支援施設「ふくろうの杜(もり)」で作ったパンを、受診された全員に飲み物等と一緒に手渡しました。
ふくろうの杜では、普段から生活介護の一環でパンを焼いています。今回は各健診日の前日に、利用者3~4人とスタッフ2人が手作りのレーズンコッペパンを5日間で計980個焼き上げ、会場に運びました。

大阪府済生会 山崎裕之

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