東京・中央病院で済生会フェア
済生会中央病院(東京港区三田)の新主棟完工にあわせ、「済生会フェア2017」が4月23日、同院で開催され、約1000人が来場しました。
外来棟のメインステージでは、高木誠院長の開会挨拶に続き、都内を中心に活動している日本太鼓大角会が和太鼓を披露、地域の子どもたちでつくる「チアリーディングサニーズ」の演技や、小学生による「南山ジャズバンド」、アフリカの太鼓、子どもたちによる「白金の丘合唱団」の演奏等が会場を沸かせました。
午後からは、「済生会の目指すこと」と題した炭谷茂・済生会理事長による記念講演会が開かれました。認知症高齢者やDV、引きこもり、子どもの貧困など、地域が様々な困難に直面している中、医療と福祉の分野を超え、地域全体で支えあう「ソーシャルインクル―ジョン」によるまちづくりが済生会の果たしていく役割だと訴えました。
特別講演では、医学博士でもある落語家の立川らく朝さんが「ヘルシートーク」と題し、「一席」を披露。認知症の予防には、大勢で楽しむことや、趣味を持ち続けること、笑うことが大切であると「お笑い」にのせて訴えました。
完成した新主棟の内覧会のほか、院内各所に様々なブースが設けられました。「健康測定」では血管年齢や骨密度測定、保健師・管理栄養士による相談会なども実施。内視鏡など各種医療機器の使用や看護師のコスチューム体験なども行われました。模擬店ではドリンクやポップコーン、駄菓子が用意され、一日中大盛況でした。
済生会中央病院 済生記者 須々木 晃子