社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)社会福祉法人 恩賜財団 済生会(しゃかいふくしほうじん おんしざいだん さいせいかい)

2024.10.10

栃木県済生会が5年ぶりの済生会フェア

野間重孝院長

 栃木県済生会は10月6日、「医療と福祉でつなぐ地域の笑顔と済生会」をテーマに済生会フェアを宇都宮病院で開きました。午前10時に野間重孝院長が屋外ステージにて開会挨拶、病院エントランスホールには済生会の役割を住民により一層知ってもらうため、本会の歴史や生活困窮者などを支援する活動が展示されました。

 この日は子どもからお年寄りまで、幅広い世代が楽しめるイベントが盛りだくさん。
 病院まるごと体験では病院の検査室や手術室などを巡る「院内探検ツアー」、薬剤師になりきって調剤体験するコーナー、救急車やドクターカーの見学には親子で楽しんでいました。
 体脂肪や骨密度などの無料測定には多くの大人が参加していました。

 盲導犬との歩行体験や里親の普及啓発コーナー、福祉や育児、介護の相談にも多くに人が足を運んでいました。屋外ステージでは地元高校生や大学生が合唱やダンスを披露しました。

 記念講演会では済生会の炭谷茂理事長が「誰一人取り残さないインクルーシブ社会を目指して」と題し、障害者など困っている人に対し自治体・企業・住民等と一緒になって社会の最終ラインを守っていくと訴えました。
 宇都宮病院耳鼻咽喉科主任診療科長の新田清一医師は「難聴をあきらめない」をテーマに正しく補聴器を使用し脳のトレーニングできこえを取り戻す宇都宮方式の難聴リハビリテーションを解説。ほかにも株式会社サリバテック代表の砂村眞琴氏は唾液によるがんリスク検査、宇都宮病院副院長の岩部昌平医師はロコモ(運動機能)に関する予防と啓発についての講演を行ないました。

済生会本部広報課 河内淳史

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