2025.09.29

福井県済生会病院が8回目の済生会フェア

リアル手術体験をする子どもたち
笠原善郎院長(中央)と白井淳夫カルテット

 福井県済生会病院は「つなげよう、ひろげよう、健康の輪」をテーマに、今年で8回目となる済生会フェアを9月21日に開催しました。天候が心配されていましたが、3600人を超える地域住民が来場しました。

 午前10時、鷲頭美央福井県済生会会長(福井県副知事)の開会宣言でフェアがスタート。ステージエリアではサックス奏者・白井淳夫カルテットによるジャズコンサートが披露され、笠原善郎院長もパーカッションで参加。和太鼓パフォーマンスやミュージカルなどが行なわれ、会場は大いに盛り上がっていました。

 お仕事体験エリアの、実際の手術室を再現したリアル手術体験では、子どもたちが執刀医になりきり、手術を体験しました。職員がシナリオに沿った迫真の演技に、子どもたちは圧倒されていました。また、産科医体験では、赤ちゃん誕生の瞬間を疑似体験、へその緒を切る体験も! ほかにも、胃カメラの操作体験や放射線技師、薬剤師、臨床工学技士などのお仕事も大人気でした。健康エリアでは、骨密度・血管年齢測定や肌年齢・体組成・野菜摂取度チェックなどは、開場後から長い列ができていました。

 幸福実感共創ラボ「ふくウェル」(愛称の「ふくウェル」は、幸福(ふく)実感・ウェルビーイングと、福井の「福(ふく)」と、井を英語にした「well(ウェル)」)とコラボした取り組みとして、みんなで快眠! おやすみ力UP講座を実施。「一緒に実践! 睡眠とリラックス」と題し、自律を整え、身体がゆるむことで心も軽くなる感覚など実践方法が紹介されました。また、2023年10月済生会と良品計画は、インクルーシブ社会・感じのよい暮らしと社会の実現に向けた連携協定を締結。無印良品出張販売が行なわれ、通常の店舗にはない病院ならではの商品も並んでいました。

 さらに、お楽しみエリアでは、コスチューム体験、クイズやボールすくいなどが子どもたちに大人気! 普段触れることのできない緊急車両や福祉車両が展示され子どもから大人までとてもにぎわっていました。

 

 

済生会本部 広報課

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE