第119回 ツキが変わるか
昨年暮れ、私の身の回りで面倒なことが次々に起きた。「マンションの近くの道路で転び、足を骨折したらしい」と妻から携帯にメールが入った。これで3度目の骨折である。最初は、JRの駅の構内で階段につまづき転落し、救急車で運ばれる大けがだった。
第118回 ふらつく足
「この辺りはきついなあ」と11月下旬の予定表を見ながら、ため息をついた。まず岩手県北上市に東北新幹線での日帰り、翌日に1泊2日で大阪市に出張、4日後には京都市に東海道新幹線での日帰りと続く。
第117回 最後のウオーキングシューズ
健康のためウオーキングをすることが、長年の習慣である。現在使用しているウオーキングシューズは、15年以上前に購入したもので、歩きやすく丈夫だった。それでも最近になって底が擦り切れて、使用に耐えられなくなった。水たまりに踏み込むと水が浸み込んできた。
第114回 ふるさとの会の中止
新型コロナのために今年夏の東京高岡会の会合は、中止になった。これで3年間中止という異常事態だ。東京高岡会は、私の故郷である富山県高岡市の出身者や縁故者が会員となっている組織である。会員数が多く、活発な活動をしてきた。
第113回 自然から得る力
50歳前後の知り合いAから聞いた話である。ちょっと前、体調が悪かった。病気だったわけではなかったが、根気が続かず、些細(ささい)なことですぐにかっとなった。元々、気が長い方ではなかったものの、すぐに部下や家族を怒鳴ってしまう日が続いた。