第65回済生会学会・平成24年度済生会総会が10月13、14日、全国から約2500人が参加して京都市・国立京都国際会館で開かれました。
学会のメーンテーマは「再生日本のために~今求められる済生会101年の力~」でした。
日本は近年、政治の混乱、経済の低迷などから生活基盤が揺らぎ、1911年の済生会創立当時の混迷した社会情勢と似ていると言われます。追い打ちをかけるように昨年3月、東日本大震災が発生しました。そこで、震災から復興し、再生する日本のため、済生会に求められる活動を考察しようというものです。済生会の特長である「保健・医療・福祉の一体的提供」と本会の基本とも言うべき「生活困窮者支援事業」という二つのシンポジウム、ランチョンセミナー、それに口演・ポスターなど合計439演題の発表が行われました。
午後3時半からの総会では、功労者や永年勤続者の表彰等が行われました。