済生会は、明治天皇が医療によって生活困窮者を救済しようと明治44(1911)年に設立しました。100年以上にわたる活動をふまえ、日本最大の社会福祉法人として全職員約64,000人が40都道府県で医療・保健・福祉活動を展開しています。
済生会は、405施設・437事業を運営し、66,000人が働く、日本最大の社会福祉法人です。全国の施設が連携し、ソーシャルインクルージョンの推進、最新の医療による地域貢献、医療と福祉のシームレスなサービス提供などに取り組んでいます。
主な症状やからだの部位・特徴、キーワード、病名から病気を調べることができます。症状ごとにその原因やメカニズム、関連する病気などを紹介し、それぞれの病気について早期発見のポイント、予防の基礎知識などを専門医が解説します。
全国の済生会では初期臨床研修医・専攻医・常勤医師、看護師、専門職、事務職や看護学生を募集しています。医療・保健・福祉にかかわる幅広い領域において、地域に密着した現場で活躍できます。
一般の方の心身の健康や暮らしの役に立つ情報を発信中。「症状別病気解説」をはじめとして、特集記事や家族で楽しめる動画など、さまざまなコンテンツを展開しています。
北海道小樽市にある済生会小樽病院に2月19日、「巨大スマホ」が出現しました。「進撃の巨人」が使うのか? 誰が持ち運ぶのか?
いえいえ、これは診療科や担当医師など、患者さんが知りたいことをすぐに確認できるタッチパネル式の案内板です。
今までも、院内案内用のディスプレーはありましたが、高い位置で見づらかったり、知りたい情報がすぐに表示されなかったりと、不便な部分もありました。
そこで、画面が患者さんの目線の高さにあり、スマホのように縦長で、画面にタッチすれば知りたい情報を即座に知ることのできるタッチパネル式案内板を導入しました。
案内する内容は、病院案内や医師、無料・低額診療事業の紹介、共同通信社のニュース、バスの時刻表などで、患者さんの知りたい情報が満載です。さらに、高齢の方でも見やすいように47インチ液晶画面(縦約105cm×横約60cm)で、まさに究極の見やすいスマホです。
導入後、早速使ってみた患者さんからは「大きくて扱いやすい」「知りたいことがすぐわかるので助かる」などの感想が聞かれました。
このようなタッチパネル式の案内板は、ホテルやショッピングモールなどで見かけることが多くなりましたが、病院で導入されているケースはまだ少ないそうです。当院では今後も、患者さんに役立つ情報を掲載していきます。
ちなみに、持ち運ぶことやお持ち帰りはできませんので、ご承知おきください。
北海道済生会小樽病院 済生記者:秋元 かおり